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三菱重工など、エアバス次世代エンジンの開発事業に参画

 三菱重工業は28日、欧州エアバスが2015年の就航を目指す、中小型民間輸送機「A320neo」に搭載される、次世代エンジン「PW1100G-JM」の開発事業に参画することを発表した。同社も加わっているIHI、川崎重工業の3社で構成する財団法人日本航空機エンジン協会(JAEC)が、米国プラット&ホイットニー(P&W)と独MTUアエロエンジンズの間で、共同開発することで合意した。なお三菱重工は燃焼器および燃焼器ケースの開発を担当する。

 プラット&ホイットニー、JAEC、MTUアエロエンジンズは「PW1100G-JM」開発のための事業会社を合弁で設立する方針。この3社・協会は、エアバス社の世界的ベストセラー機「A320用エンジンV2500プログラム」でも共同ビジネスパートナーであったが、今回、JAECはファン、低圧圧縮機、低圧シャフト、燃焼器の一部などシェア23%を、また、MTUは低圧タービン、高圧圧縮機の一部などシェア18%をそれぞれ担当。P&Wは高圧タービンなど残るすべての部位を担当する。

 「A320neo」は、A320ファミリーに優れた燃費効率と高い環境効率を持つ次世代エンジンを搭載する中小型民間輸送機で、2010年12月にエアバス社によってローンチされた。今回搭載されるPW1100G-JMは先進のギアシステムを採用したギアード・ターボファン(Geared Turbo Fan:GTF)エンジン。低圧圧縮機や低圧タービンとは異なる低い速度でファンを駆動するのが特徴で、先進複合材料の導入や最新の要素技術の採用などと相俟って、従来エンジンに対して2桁の燃費低減と排気ガス・騒音レベルの改善を実現する。


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