米ルミネ－ター、ボーイング787機のPAXなど供給
【プラーノ（米テキサス州）２７日PRN＝共同JBN】ルミネ－ター社（LTG社子会社）はボーイング社が最初の７８７ドリームライナー旅客機を納入したことに祝意を表明する。ボーイング社選定のサプライヤーであるルミネ－ター・エアロスペースは、乗客情報サイン（PAX）と無線による非常灯システム（WELS）照明、サインを供給するため選ばれた。新しいLED照明システムによって、効率と寿命が大幅に増加する。
同社マーケティング・事業開発を担当するリコ・ヤップ副社長は「最初の７８７機納入は大きな成果である。これを達成するため当社の設計チームはボーイング社と緊密に協力してきており、この計画成功を継続していきたい」と語った。
ボーイング、ルミネ－ター両社からのチームは、オペレーターがプログラミングできるサイネージからシンボリックなイメージの使用に至るまで業界初となる一連の設計を開発してきた。ルミネ－ター社はまた、７８７－９機開発計画における新しい緊急脱出用LED照明システムのサプライヤーに選ばれている。
ルミネ－ター・テクノロジー・グループのアビ・ジスマン最高経営責任者（CEO）は「７８７機計画によって、照明技術を進歩させ、すべてのルミネ－ター・エアロスペース製品について設計を統合するチャンスが出てくる」と述べた。
前後の記事
記事バックナンバー
- ［航空・宇宙］米ルミネ－ター、ボーイング787機のPAXなど供給 2011/09/28 水曜日
