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三菱自動車、バングラディシュ向け新型パジェロの現地生産開始

パジェロスポーツ
パジェロスポーツ(写真・三菱自動車)
 三菱自動車は9日、バングラディシュで、新型SUV(多目的スポーツ車)「パジェロスポーツ」の現地生産及び販売を開始したと発表した。同車は、同国におけるビジネスパートナーであるPIL社のチッタゴン工場で生産され、同社販売網を通じて販売される。当面の年間生産・販売台数は、約500台を見込んでいる。

 PIL社はバングラデシュ工業省傘下の国営自動車組立会社であり、三菱自動車とは1977年より同社モデルの現地生産・販売で提携関係にある。1995年以降は「パジェロ」(旧型)の生産・販売を行ってきていたが、今回、これに最新型SUVモデルである「パジェロスポーツ」を追加することで商品ラインナップの強化を図り、さらなる拡販を目指す。

 三菱自動車は1970年代にバングラデシュに進出、現在はPIL社を通じた現地生産・販売事業のほか、輸入完成車販売事業も手がけており、同国新車販売市場(乗用車・SUV)において高いシェアを獲得している。三菱自動車は、タイムリーな新型モデルの投入等を通じ、引き続きバングラデシュ市場でのプレゼンスを堅持していく考えである。


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