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HOYA、ペンタックスのカメラ事業をリコーに譲渡

 リコーとHOYAは、HOYAが所有するPENTAXイメージング・システム事業をリコーに譲渡することを決定した。同事業部の新会社を設立した上で、10月1日付で譲渡する。

 PENTAXイメージング・システム事業は、デジタルカメラ・交換レンズ、デジタルカメラアクセサリー、セキュリティカメラ関連製品および双眼鏡など光機製品の開発・製造・販売事業を行っている。

 リコーはカメラ事業の拡大には、PENTAXイメージング・システム事業部のもつ、小型軽量のレンズ交換式カメラ技術やレンズ技術、また販売チャネルなどの強化が必要であると考え、今回の決定に至った。

 なお、HOYAが平成20年3月31日付で吸収合併したペンタックスより引き継いだイメージング・システム事業以外のデジタルカメラモジュール、DVD用ピックアップレンズ、内視鏡、人工骨、音声合成ソフトウェアの各事業は、HOYAが引き続き展開する。


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