現在位置: HOME > ニュース&コラム > ビジネス・産業 > 家電・弱電


東芝、レグザZG2シリーズ3機種発売 過去約30時間分の番組視聴

 東芝は20日、デジタルハイビジョン液晶テレビ「レグザ(REGZA)シリーズ」として、新開発の高画質映像処理システム「レグザエンジンCEVO Duo」(レグザエンジンシーボ デュオ)を搭載した「レグザZG2シリーズ」3機種を商品化し、5月下旬から発売すると発表した。

 新商品は、2個のメインLSIで従来比約6.8倍の処理能力を持つ新開発「レグザエンジンCEVO Duo」と8分割バックライトスキャン対応の新IPSパネルとの組み合わせにより、2D映像でも3D映像でも明るく高い動画応答性の高画質「アクティブスキャン480」を実現。また、映像の前後複数のフレームを活用し、高精細な2D映像・3D映像の再構成と色情報を4倍に復元する3次元フレーム超解像技術採用「レゾリューションプラス6」を搭載し、緻密で色彩豊かな映像を再現する。

 さらに、2TBのハードディスクを内蔵し、そのうち1.5TBを「タイムシフトマシンCEVO」に、500GBを通常録画用に割り当てている。「タイムシフトマシンCEVO」では、設定により最大で6チャンネルの過去約30時間分の地デジ番組を一時保管でき、また、同時に並行して地デジ番組を視聴しながら個別に特定の2番組を録画する「地デジ見ながらW録」にも対応している。

 3D映像については、自然で美しい映像を楽しむための高画質技術をさらに進化。従来の技術に加え、新たに色情報による奥行き復元を行う「高画質2D3D変換」機能や3D映像のクロストークを低減する「3Dクロストークキャンセラー」機能、前後2枚の映像から補間映像を作成することでなめらかな3D映像描写を可能にする「3Dフレーム補間」機能を搭載し、より立体感のある3D映像が楽しめる。

 新商品は、スマートフォンをはじめとする携帯端末を用いてテレビの録画視聴などをより楽しめる「レグザAppsコネクト」にも対応。今後も東芝は、スレート型タブレット端末などとより連携を強めた液晶テレビを展開することで、端末での番組検索やテレビでインターネットを楽しむなど、新しい家庭内ネットワークスタイルを提供するとしている。


関連記事

powered by weblio


前後の記事



記事バックナンバー

購読のご案内

取材依頼・プレスリリース

注目のニュース
最新の産業ニュース
写真ニュース

最新の写真30件を表示する