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タイとベトナムに事業進出、ブライトスター社がプレゼンス拡大

【マイアミ(米フロリダ州)、メルボルン(オーストラリア)20日PRN=共同JBN】無線産業向けサービスとソリューションの世界的大手であるブライトスター社(Brightstar Corp.)は20日、アジア太平洋地域での事業範囲を拡大するためタイとベトナムに事業進出したと発表した。ブライトスターのこれら市場への進出は、アジア太平洋地域全域での市場で、現地でのプレゼンスを示すという同社戦略の一環である。

この事業地域拡大は、パトリック・アロンソン氏が最近、ホーチミン市を本部とするタイ・ベトナム担当のマネジングディレクターに指名されたことに伴うものである。アロンソン氏は、東南アジアにおけるブライトスターの積極的な拡大計画を構築し遂行する責任を持っている。彼はモバイル通信とソフトウエア開発事業に18年の経験があり、これとあわせて重要な地域での体験と小売り、携帯機器需要創出、付加価値流通サービスとの重要な関係を有している。アロンソン氏は、ブライトスター入社前はバンコクを拠点として、東南アジアにおけるモトローラ社の携帯機器事業を管理していた。

新興市場に対するブライトスターの価値ある提案には、無線機器と最先端技術へのアクセスの増加が含まれる。これは、ブライトスターの大手製造業者とのグローバルな関係、巨大な流通ネットワーク、ならびに市場販売までの時間を短縮し、総合的な製品コストを削減する統合されたサプライチェーン・ソリューションを通じて行われる。

ベトナムは2009年に東南アジアで最高のGDP成長率を達成しており、活発な国内市場、中間層の興隆、都市化と収入増に支えられて活力のある近代的市場経済に移行してきている。ベトナムは35歳以下が人口に占める割合が60%で、携帯電話やサービスに大きな需要がある。リサーチ・オン・アジア(ROA)・グループの最近の調査によると、ベトナムの携帯電話ユーザーは2010年に5300万人に達する見込み。

タイのモバイル市場もまた引き続き成長している。GSM協会によると、タイも同様に活気ある市場で、普及率100%を超える7000万人の契約者がいる。タイでは過去いくつかの四半期ごとに、主要製造業者の市場占有率の割合が劇的に変化するという事態を経験している。

ブライトスター・アジア太平洋・中東・アフリカ部門社長のアルツーロ・オソリオ氏は「われわれはアジア太平洋全域で携帯機器とサービスに対する需要が増していると認識しており、このためこの地域の他の場所にも進出することを決定した。当社の強力なOEMパートナーのポートフォリオ、現在の現地インフラストラクチャー、ベトナムとタイの新しい施設によって、最高の付加価値流通とサプライチェーンが提供できるようになり、この地域の無数の販売場所や消費者にモバイル製品を売り込めると確信している」と語った。

ブライトスターはアジア太平洋地域に6年以上前から進出しており、事業活動は成長し続け強化されている。ブライトスターのアジア太平洋における従業員は600人以上で、顧客のため革新的でカスタム化したソリューションを提供し続けるため、数多くの施設や関係がすべて整っている。

▽ブライトスター社について
数十億ドル規模のグローバルサービス企業であるブライトスター社は、電気通信産業に従事する製造業者、オペレーター、小売業者、企業にソリューションを提供している。ブライトスター社は、6大陸に販売流通網を確立し、最大規模の市場範囲を実現し、いつでもどこでも顧客に最適な製品を提供することができる。ブライトスター社の詳細は以下のサイトを参照。http://www.brightstarcorp.com


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