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ジャクソン・スクエア、4億ドルのファシリティーを獲得 

【サンフランシスコ8日PRN=共同JBN】ジャクソン・スクエア・エビエーション社(JSA)は8日、長期的な債務負担能力を高める4億ドルの有担保クレジット・ファシリティーを獲得したと発表した。JSAは世界で最も活力のある民間航空機リース会社で、このファシリティーによってリース用の燃料効率の高い最新型航空機を購入できる大きな資金源を得た。

ファシリティーは2012年半ばまで資金の引き出しが可能で、2018年後半まで借り入れを延長できるタームアウト条項が付いている。資金の約半分は、JSAが現在保有する航空機の保守管理や、確定契約済みの航空機の購入のために利用する。これによってエアバスやボーイングの次世代ナローボディー航空機を購入しやすくなった。

ファシリティーを引き受けたのは世界の民間航空融資銀行の4行。4行とも航空機融資業務にすぐれ、過去にJSA経営陣へ融資している。DVB銀行(シアトル)がファシリティー・エージェントとなり、クレディ・アグリコルCIBとBNPパリバ、ドイツ復興金融公庫(KfW)のジョイント・アレンジャー兼アンダーライターの3行はともにファシリティーに多大の貢献をした。

スコット・ワイス最高執行責任者(COO)兼キャピタル・マーケッツ担当執行副社長は「このファシリティーはJSAの資金源の多様化と、さらなる業務拡大への資金をもたらした。国際協調融資の獲得で、JSAのビジネスモデルの正当性がみごとに証明された。われわれは積極的に業務を拡大し、新機購入の長期的資金源を得て、わが社とその顧客は競争上で優位に立った。2010年は躍進の年だったが、これはもう一つの大きな前進である」と述べた。

▽ジャクソン・スクエア・エビエーション社(Jackson Square Aviation, LLC)について
ジャクソン・スクエア・エビエーションはサンフランシスコに本社を置くフルサービスの航空機リース会社。シアトル、ロンドン、マイアミ、ブエノスアイレスに事務所があり、2011年中にアジアで事務所を開設する。これまでにペガサス・エビエーションとスカイ・ホールディングで一緒に働いたことのある経営チームは、延べ100年以上の業界経験がある。航空機リースの経験豊かなトリオであるリチャード・ウィリー、トビー・ブライト、スコット・ウェイスの各氏が指揮するJSAは、合計100億ドル以上の航空機を取得し、約400機を購入ないし再売却し、欧州やアジア、北米の30社以上の商業融資機関や投資銀行との関係を発展させてきた。JSAは現在、2012年までに購入確定契約済みの機体を含め15億ドル規模の航空機を保有し、航空機の売買やリースバック、さらにエアバスとボーイングの次世代機の直接購入によって、保有航空機を積極的に増強している。


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