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最新の情報通信技術を展示、台湾サミット12月1日開会

【台北23日PRN=共同JBN】台湾情報サービス業協会(Information Service Industry Association of Chinese Taipei=CISA)が主催するアジア・オセアニア・コンピューティング業協会(Asian-Oceanian Computing Industry Organization=ASOCIO)の「情報通信技術(ICT)サミット」(2010 ASOCIO ICT Summit)は12月1日から3日まで、台北の国際会議センターで開かれる。ASOCIO ICTの成功をテーマとするサミットはオーストラリア、台湾、香港、日本、マレーシア、タイ、韓国の事例を展示する。

討議の5議題はeガバメント、eビジネス、e-SME、クラウドコンピューティング、デジタル・オポチュニティ-。7棟のパビリオンが以下の展示を行う。

スマートライフ:国際的な電気通信会社、中華電信がiEN、iファミリーフォン、eホーム、Hamiイーブックなどスマートライフアプリを説明する。

最先端テクノロジー:台湾最大の応用技術研究開発機関、工業技術研究院(ITRI)がOSGi規格に適合する包括的オープンサービスプラットフォーム、 OSGiゲートウェイを展示する。デジタルホーム・ソリューション向けに設計されており、リモート利用、アプリのライフサイクル管理が可能である。

クラウドサービス:大手テクノロジー企業、英業達は翻訳ソフト「ドクター・アイ」をベースとする教育クラウドのほか、アンドロイド・プラットフォームで開発された携帯端末、金融機関向けネットバンキング・資産管理システム、モバイルデータセンター用基本ソフト(OS)などをデモする。

革新的サービス:ICT政策のシンクタンク、ICT産業の政府コンサルタントを務める資訊工業策進會(III)がワイドエアリア・ディファレンシャル GPS(WADGPS)、ウェブアプリ・セキュリティーガード、企業向けセキュリティー・サンドボックス、3D教育仮想環境、未来教室を説明する。

eガバメント:研究發展考核委員会(RDEC)が行政院(内閣)の政策調整統合機関として機能しており、eGov、G2A、G2B、G2C、G2D、G2E、G2Fのテクノロジーとサービスを展示する。

地元財界向けICT:財政部中小企業処が「台湾e-SME:文化をビジネスに組み込む」と題する展示を行い、ICTを利用して台湾固有の観光地と特産品をデモする。

情報セキュリティー:財務部産業開発局の支援の下、地元セキュリティー企業10社がクラウドセキュリティー、個人情報保護ソリューションを説明する。

詳しい情報はウェブサイトhttp://www.asocio2010.org.twを参照。

▽台湾情報サービス業協会(CISA)について
台湾情報サービス業協会(CISA)は台湾唯一の情報サービス業界の代表機関である。加盟750社はソフトウエア開発、供給、情報、ネットワーク・サービス事業の内外企業、研究開発機関で構成されている。詳しい情報はhttp://www.cisanet.org.tw/En/Backgroundへ。

▽アジア・オセアニア・コンピューティング業協会(ASOCIO)について
アジア・オセアニア・コンピューティング業協会(ASOCIO)は1984年以来、メンバー組織間の関係を促進、奨励、育成し、貿易を促進してきた。アジア、オセアニア地域のコンピューティング業協会連合として、優先目標は地域のコンピューティング社会、業界を発展させることである。ASOCIOはメンバー諸国間のIT企業を結びつける役を担ってきた。詳しい情報はhttp://www.asocio.orgへ。


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