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日進工具、フライスで製作した「世界最小のねじ」を出展

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開発中のねじ切り工具で製作されたM0.3の極小ねじ(写真下、銀色の筐体に入っている)。顕微鏡でのぞくことが出来る
 微細加工向け切削工具の製造販売を手掛ける日進工具(株)は、11月2日まで開催されている第25回日本工作機械見本市(JIMTOF2010)において、開発中のねじ切り工具(フライス)で製作した「世界最小のねじ」を参考出品し、注目を集めている。

 ねじは、呼び径0.3ミリ、ピッチ0.05ミリの雄ねじと雌ねじ。展示物はいずれもSUS304だが、ステンレスをはじめ、アルミニウム、チタンなどの非鉄金属にも加工ができる。

 同社では「切削工具を使ってどこまで極小のものを作れるか」をテーマに、小径切削工具の開発に力を入れており、サンプル品となる「世界最小のねじ」などを参考出展することで、自社工具の精密加工性をPRしている。


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