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ノルウェーのイノテックがPV工場の起工式、ドイツ東部のハレ市で

【ベルリン28日PRN=共同JBN】ノルウェーのイノテック・ソーラー社(Innotech Solar、ITS)は28日朝、ドイツにおける新工場の起工式を行った。ドイツにおけるさらなる太陽光発電(PV)産業発展の証である同社は、ドイツ東部のハレ市を新工場建設場所に選んだ。太陽電池の性能を強化することになる工場建設は28日、公式に開始された。ITSはドイツ貿易・投資振興機関によって投資手続きの面で支援を受けている。

この投資によって、現地には当初80人の新規雇用が創生され、将来は雇用者数をさらに増やす計画である。イノテック・ソーラー社はノルウェーのナルビクに本社があり、太陽電池を購入し、太陽電池の出力増大とクオリティ保証を行うため産業製造技術を駆使している。

イノテック・ソーラー社のトール・クリスティアン・トゥーヴ最高経営責任者(CEO)は「ドイツは当社に事業活動を強化するため、理想的な状況を提供してくれている。繁栄するドイツの太陽光発電産業クラスターと傑出したインフラストラクチャーは、われわれにとって不可欠である。ハレ市という場所が、当社の驚くべき成長を継続するうえでユニークな競争上の優位を与えてくれると確信している」と語っている。

ドイツに投資するという決定は、ドイツの太陽光発電産業が十分発展していることへの証である。太陽光発電企業、サプライヤー、研究機関が高度に集中していることによって、ドイツの太陽光発電産業は昨年、86億ユーロの総売上高を記録した。製造業者は、高品質製品、十分安定した産業下部構造、大規模なサプライヤー・ベース、質の高い労働力という名声を持つ「メイド・イン・ジャーマニー」であることから恩恵を受けている。

ドイツはまた、太陽光発電エネルギーの世界大手生産者でもある。2010年にはこれまでに4・8GWpの新規太陽光発電の設置が行われており、太陽光発電システムへの需要は対前年比300%を超えるまでに成長している。ドイツでは2009年末までに、世界で運用されている太陽光発電モジュールのほぼ半数があったことを考えると、この数字はたやすい成果ではない。最新の数字では、ドイツにおける太陽光発電能力の総計は約14・6GWpでさらに増加している。

ITSがハレ市に投資を決定するにあたっては、ドイツのインフラがまた主要な要因となっている。ハレ市はライプチヒ-ハレ空港に近く、ドイツのアウトバーンに直接つながっており、これによってITSは、2010年世銀リポートによる世界第一のインフラと結ばれる。

イノテック・ソーラー社 (http://www.innotechsolar.com)は、ドイツ貿易・投資振興機関とザクセンアンハルト州投資・営業機関(Investment and Marketing Corporation Saxony-Anhalt)から投資手続きで支援を受けた。

ドイツ貿易・投資振興機関は、ドイツ連邦政府の対外貿易、国内投資推進機関である。同機関はドイツ市場へのビジネス活動拡大を望む外国企業に助言する。機関は外国市場への参入を望むドイツ企業には対外貿易に関する情報を提供する。

連絡先:
ドイツ貿易・投資振興機関(Germany Trade & Invest)
Robert Scheid
Email: robert.scheid@gtai.com
T: +49(0)30-200099-170
F: +49(0)30-200099-111


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