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ソニー「グーグルTV」採用テレビ、米国で発売へ

bz-20101013-01.jpg ソニーは12日(米国時間)、世界で初めて「グーグルTV」プラットフォームを採用した新型テレビ「ソニー・インターネットTV」=写真=を今月から米国市場で販売を開始することを発表した。テレビ画面で放送番組の視聴やインターネットコンテンツを利用することができる。

 米グーグルが携帯電話用に開発された基本ソフト(OS)「アンドロイド」上で動く専用ブラウン座と、内蔵された高性能CPUなどにより、インターネットやテレビ番組を素早く検索し、簡単にエンタテインメントコンテンツなどのへのアクセスが可能。

 ソニー・インターネットTVでは、デュアルビュー(二重画面)機能により、テレビを視聴しながら、ツイッターなど書き込みや情報検索などを利用することができる。また、ブックマーク機能も搭載し、2011年初めには、アプリケーションもダウンロード可能になる予定で、カスタマイズが可能。

 さらに、ソニーのプレミアムビデオ配信サービス「Video On Demand powered by Qriocity(キュリオシティ・ビデオオンデマンド)」を始め、CNBC、Napster、NBA、Netflix、Pandora、Twitter、YouTubeなどの豊富なアプリケーションがプリインストールされている。

 直感的な操作が可能なQWERTYキーボード付きRFリモートコントローラーにより、マウスオペレーションやコンテンツ検索、サーチキーワードの入力、テレビ本体ならびに接続された機器の操作などが一つのリモコンで快適に行える。これに加え、今秋にアンドロイドマーケットからダウンロード可能になる予定の携帯端末専用アプリケーションにより、アンドロイド携帯端末をリモコンとして使うこともできる。

 Wi-Fiも内蔵しており、簡単に家庭内ブロードバンドネットワークに接続することが可能。これに加えて、システムアップデートにより、将来的にも機器のファームウェアを更新し、新しい機能を追加するなど常にアップグレードした状態で仕様が可能。

 商品は、テレビ一体型の“Sony Internet TV”と、ブルーレイディスクプレーヤー内蔵型の“Sony Internet TV Blu-ray Disc Player”の2種類がある。Dish Networkの提供する録画機器と接続することで、ハードディスクに録画された番組の検索や、録画予約などの連携も可能。


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