ボーイング、737型機の月間製造数を38機に増加
米ボーイングは、次世代型航空機７３７型機の製造レートを２０１３年第２四半期に月間３８機に増加する。これは、先般発表した２０１２年初頭に３１．５機から３５機への増加に対する上乗せしたもの。
月産レート決定の鍵となるのは、次世代７３７型機が現在抱える２０００機以上の受注残と、発注航空会社の有するオプション権。ボーイングでは、今回の製造レートの増加が２０１０年度の業績に影響を与えることはないと予測している。
次世代７３７型機は１９９７年の導入以来、顧客航空会社に継続的な革新性を提供し続けており、新しい客室内装飾であるボーイング・スカイ・インテリアもその１つ。この新しいインテリアを施した機体は、今年末までに５社が受領する。また、機体やエンジンの改良により、２０１２年初頭までには、次世代７３７型機の燃料消費率は２％向上する。
航空輸送量や航空機数の長期需要予測をするボーイングの２０１０年度最新市場予測では、今後２０年の間で単通路機は２万１０００機以上の需要があると試算しており、同期間での総デリバリー機数の６９％、３兆６０００億ドルと予想される市場価格の４７％を占める。
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- ［航空・宇宙］ボーイング、737型機の月間製造数を38機に増加 2010/09/20 月曜日
