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ねじ屋限定「ねじキティ」販売開始 異色のコラボに注目も

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6月1日から一般販売されるねじキティ
 日本を代表するモノづくりの集積地、東京都大田区のねじ専門商社、中村商会(中村勝士社長)では、世界的に人気を集めるハローキティとのコラボレーショングッズ「ねじキティ」を6月1日から販売を始める。

 ねじキティは、サンリオキャラクターの代表格であるキティと、工業製品の要素部品ナット(ねじ)を組み合わせた“ねじ屋限定”の携帯ストラップ。一見異色の組み合わせにも思えるが、ナットの台座に腰掛ける“つなぎ”を着た「職人キティ」は愛くるしい。背中には「ねじ」の2文字が大きくあしらわれ、ナットに締め込んだねじには可愛らしさを演出するため丸味のあるなべ小ねじを採用した。色はピンク色と赤色の2色で、価格はいずれも530円(税込み)。

 「ねじにもっと親しみをもってもらいたい」という思いから中村社長が発案。昨年の夏ごろから企画を進め、試行錯誤を繰り返し、このほど、商品化に至った。ねじの様な工業製品とコラボレーションするのは稀である。先般、東京・大田区産業プラザPIOで行われた「おおた工業フェア」で先行販売を行ったところ200個が売れた。買い求めた人には女性も多かったという。

 ハローキティは昨年、生誕35周年を迎えた。グッズは世界70カ国以上で展開され、年間5万種類を販売。愛くるしい表情が人々の心を掴み、ロングセラーの人気を誇っている。モデルのパリス・ヒルトンさんや歌手のブリトニー・スピアーズさん、レディー・ガガさんなどもファンであることが知られている。

 ▽中村商会ホームページ
 http://www.bolt119.com/


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