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フィアット新型プントエヴォ アイドリングストップ機能初搭載

プントエヴォ フィアット・グループ・オートモービルズ・ジャパンは26日、新型「PUNTO EVO(プント エヴォ)」を6月1日に発売すると発表。日本導入モデルとしては初めてアイドリングストップ機能である「スタート&ストップ」システムを搭載。エコカー補助金対象車となっている。

 インテリアでは、インストルメントパネルやシート、メーターパネルを中心に、新たなデザインを採用。エクステリアでは、フロントとリアエンドを大胆に変更。フロントは新型バンパーを、リアにはL字型テールランプ・新型バンパーを採用。デュアロジックもアップデートされシフトパターンも従来より直感的な操作ができるように変更されている。

 また、安全性も向上。エアバックは合計7つ(2つのフロントエアバッグ、2つの前席サイドエアバッグ、2つのウインドエアバッグ、運転席ニーエアバッグ)を装着。このセグメントで運転席ニーエアバックを標準装備する数少ない車のひとつ。前席のシートベルトにはバックル側に加えリトラクタ側も引き込む構造の、乗員拘束効果がより高いダブルプリテンショナー式3点式フロントシートベルト(ロードリミッター付)を標準装備している。

 環境に配慮した『スタート&ストップ』システムを新たに搭載。フィアットの日本導入モデルとしては初めてとなる。信号待ちなどで停車すると自動的にエンジンを止め(*条件によっては停止しない場合がある)、その後ドライバーの意志で発進するための動作(ブレーキペダルを放すなど)を感知すると、イグニッションスイッチを操作することなく、即座にエンジンを始動する機能。これにより、燃料や排ガス、二酸化炭素、停車中のエンジン騒音を低減することができる。この機能は様々な車両状況を予測・モニターし、状況に応じてエンジンの自動停止機能を作用させるか判断。ドライバーはメーターパネルの表示灯や関連メッセージにより、システムの作動状況を確認でき、自動停止機能が不要なときはインストルメントルパネル上の解除スイッチによりシステムを一時的にオフにすることもできる。グランデ プントに比べて10・15モードで約10%(社内参考値)燃費が向上している。

 1月19日に発表された政府の輸入車に対する新たなエコカー補助金制度(環境対応車普及促進対策費補助事業)の対象車。これは経年車の廃車を伴う新車購入補助であり、要件としては車齢13年を超える古い車を廃車にして、一定の環境性能を有する新車を購入し登録する者に対する補助で、25万円の補助となる。この措置は2010年9月30日までとなっている(政府予算がなくなり次第終了)。

 今回販売が開始されるモデルは「プント エヴォ」と、これに15インチ スポーツデザインアロイホイールやパドル式スイッチなど様々な上級装備品を標準装備した「プント エヴォ ダイナミック」の2モデル。


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