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輸出成約額343億ドル、広州交易会は大盛況

【広州(中国)11日PRN=共同JBN】ビジネスで最も成功する人たちは、逆境を障害ではなくチャンスと見る傾向がある。年々歳々、世界中から先見の明がある25万人のセラーとバイヤーが集まって、経済状況と財務上の予測の先を読む洞察力を持って実利を求める。今年も多くの人々が中国対外貿易センターが主催する広州交易会にそのような目的を持って集まった。

台湾スター・インダストリアルのゼネラルマネジャーであるリー氏は,広州には7回目の訪問である。財政条件の悪い時でも、広州見本市でビジネスをしたいというリー氏の強い気持ちは、昨年だけでも利益を上げ、同氏の会社は規則的に10%という驚くべき成長を遂げている。その理由を理解するのも難しいことではない。

第107回広州交易会は産業機械から化学コーティング、繊維その他まで幅広く展示され、15万以上の異なる種別の製品が展示された。ビジネスに才のある人は誰でも、そのように広い分野も金鉱以外の何ものでもない。訪問しなければ時流に乗り遅れることになる。多忙なリー氏のように、交易会で展示した5万6000のブースのほんの一部しか訪れる時間しかない人にとっても、普通にチャンスは訪れるものである。

国際経済を振り返れば、どんよりした曇り空もしばしば話題になる。広州交易会では、悪いこともすべて希望の兆しである。交易会では、一級品質の中国製品だけでなく外国製品も展示され、中国市場でこれまで例のない需要がある。ますます増え続ける人々の数がそのことを解き明かしても驚くほどのことはない。

集まった外国人バイヤーの数は今年も着実に伸び、アジア、米州、アフリカ、オセアニアを含むほとんどすべての主要マーケットから集まった。しかし、マレーシア・中国商業会議所のヨン・アー・プイ会長が言うように、これまでより小規模で新興市場からの参加者の数が増えたことは、消費者マインドが示すように世界経済が既に初期リバウンドを経験済みであることを示していた。

5月4日時点で、広州交易会には212カ国から20万3996人という驚異的な数のバイヤーが訪れた。一方、輸出成約額はこれまでに343億米ドルに達した。広州交易会はまさに、世界経済回復における積極的参加者にとって選択的目的地となった。


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