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プジョー「シトロエンC3」8年ぶり全面改良 209万円から

シトロエンC3
8年ぶりにフルモデルチェンジした新型「シトロエンC3」。今までになかったドライブ感覚を提供するコンパクトカーへ(写真・プジョー・シトロエン・ジャポン)
 プジョー・シトロエン・ジャポンは6日、小型車「シトロエンC3」を8年ぶりにフルモデルチェンジを行い、販売を開始した。車両価格は209万円から。

 新型「シトロエンC3」のコンセプトは“VISIODRIVE(ビジオドライブ)”。“VISION”と“DRIVE”を掛け合わせたこのネーミングは今までに類を見ない広い視界と類まれな快適性を融合させることで、まったく新しいドライビングプレジャーを提案するシトロエン独自のコンセプトを表している。

 新型シトロエンC3の特徴は、<1>高品質なボディフィニッシュと、個性的なラウンドフォルム、<2>新感覚のドライビング体験を生む、“ゼニス フロントウインドウ”、<3>おしゃれなコックピットデザインと、上質なインテリア、<4>高度なパッケージング技術が生んだ、静かでゆとりある室内空間、<5>シトロエンらしい快適な乗り心地と、卓越した走行安定性―、の5点。新型C3のラインアップは「C3」と、「C3 Exclusive(エクスクルーシブ)」の2モデルで、両モデルともゼニスフロントウィンドウが採用されている。


 ▽個性的でコンパクトなエクステリア
 新型「シトロエンC3」のエクステリアは美しい曲線を用いたラウンドフォルムを採用、全長は4mを切る3955mmのコンパクトなボディとなっている。新型C3は、新しいデザインとなったシトロエンのエンブレム、“ダブルシェブロン”が掲げられる初のモデルで、緩やかなアーチを描くサイドビューや、丸みを帯びボリューム感に満ちたリアのフォルムなど、エクステリアにはこのクルマの躍動感と重厚感が表現されている。

 ▽圧倒的な開放感の“ゼニス フロントウインドウ”
 新型C3の新しいコンセプト、「VISIODRIVE (ビジオドライブ)」を象徴しているのが、ドライバーの頭上後方にまで広がる“ゼニス フロントウインドウ”。前後長1.35m、左右幅1.43mを誇る広大なフロントウインドウは、垂直視界方向の視界が最大108°まで広がり、フロントシートに居ながらにしてパノラマビューを楽しむことができる。このゼニス フロントウインドウは、広大な視界と圧倒的な開放感、および新しいドライビング体験を乗員に提供。またスライディングサンバイザーを降ろすことにより、直射日光を有効に遮ることができる。さらにフロントウインドウガラス上部250mmの範囲にはスーパーティンテッド加工が施されており、スライディングバイザーを使用しない場合でも直射日光を和らげる。

 ▽高い質感を実現したインテリア
 新型「シトロエンC3」のインテリアは、洗練されたデザインと高い質感を実現し、乗員に快適性を提供。ダッシュボードは2層のコントラスト構造で、上部は柔らかな風合いのサーモコート仕上げ、パネル本体は硬質なメタル調を使用。メーターパネルを覆うアーチ型のバイザーは、前方から光を通すスリットが宙に浮いたようなデザインから“フローティングバイザー”とネーミングされている。他にも革巻きステアリングホイールやクロームで縁どられた3連メーターなど、あらゆる所にシトロエンらしいデザインが採用されている。さらに、快適なドライビングをサポートするクルーズコントロール、スピードリミッター、さらにC3 Exclusiveにはオートエアコン、バックソナーなど、機能性と装備が充実しているのも新型C3の大きな特徴のひとつ。

 ▽ゆとりの室内空間
 高度なパッケージングにより、新型「シトロエンC3」の室内空間はクラス最大級のゆとりを実現しています。フロントではグローブボックスの張り出しを抑え+8cm、リアはフロントシートバックの形状を工夫、シートポジションをアレンジすることにより+3cm、それぞれ旧モデルより足元のスペースを確保。また300Lという大容量のトランクルームや徹底された防振防音対策など、C3はコンパクトな外見からの想像を超えるゆとりと静粛性を実現。

 ▽シトロエンらしい乗り心地
 新型「シトロエンC3」は、ヨーロッパ排出ガス規制,Euro5に適合したDOHC16V1.6Lエンジンを搭載しています。最大出力88kW(120ps)/6,000rpm、最大トルク160Nm(16.3kg-m)/4,250rpm、このエンジンにはマニュアルモードを備えた4速ATが組み合わされ、低燃費化と排出ガスのクリーン化を達成。サスペンションシステムは、フロントにマクファーソンストラット式、リアにトーションビーム式を採用、快適な乗り心地と卓越した走行安全性はシトロエン伝統のドライブフィールを受け継いでいる。さらに欧州の自動車衝突安全テスト Euro NCAPにおいて総合評価でセグメント最高レベルの4つ星を獲得。シトロエンらしい快適な乗り心地と、妥協することのない安全性能は、このモデルの完成度の高さを引き立たせている。

 C3のボディカラーは新色3色を含む、全8色。C3のシート地はベロアで、ラマ(グレー)とミストラル(ブラック)の2カラーが設定されています。一方、C3 Exclusiveにはスウェード調のアルカンタラ&ファブリックのコンビネーションのシート地で、ミストラル(ブラック)のシートカラーが標準で設定されており、レザーは受注生産で追加料金が20万円となる。

 車両本体価格はC3が209万円(消費税込)、C3 Exclusiveが239万円(消費税込)。


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