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コークス用炭の短期価格3指標、エナジー・パブリッシング社

 【ノックスビル(米テネシー州)2日PRN=共同JBN】米エナジー・パブリッシング社は2月26日、コークス用石炭の3種の価格公表を開始して、石炭販売業界の中で新事業を開始した。コークス用石炭は世界の石炭業界では最速で成長しながら(価格)変動の激しい部門であり、その指標はこの種で初となる。

 エナジー・パブリッシングのフォレスト・ヒル社長は「石炭生産者、取引業者、バイヤーとの数カ月の話し合いを終えて、われわれはコークス用石炭の一連の価格指標をまとめ上げた。これら指標は約10年間の燃焼用途の一般炭(スチームコール)契約、短期販売、デリバティブの価格設定に使われてきたが、コークス用石炭はこれまで指標付けに影響されなかった」と語った。

 エナジー・パブリシングの3指標は以下の通り。

 *CCQ:オーストラリア・クイーンズランド州から出荷される高級コークス用無煙炭に基づく。

 *CCH-LOW:米東海岸から出荷される高級低揮発性コークス用石炭に基づく。

 *CCH-HIGH:米東海岸から出荷されるタイプAの高揮発性コークス用石炭。

 ヒル社長は「コークス用石炭の指標を開発する難しさはコークス用石炭の可変性と特定の石炭の価値が使用される場所に依存して変動することである」と語った。

 2つの要素が指標を実現させることになった。

 第1には、石炭生産者の最大手BHPビリトンとその他大手生産社数社による短期価格設定への関心である。BHPビリトンはその販売をすべて短期価格設定で換算することを強く進め、石炭の世界はそのような方向に急速に動いている。第2の要素は(上記の)3種の石炭を市場のトップで広く合意できる定義づけによる仕様書を作成するエナジー・パブリッシングの手による進展である。

 エナジー・パブリッシングは鉱山ごとの品位測定と歴史的な価格設定のデータを独自にアクセスすることができ、現実的で有益な指標の開発を実現した。指標の構築は方法論の開発を支援したニューヨークのドイル・トレーディング・コンサルタンツ社とともに行われた。

 ヒル社長は「オーストラリアとその主要な顧客である日本との間で現在交渉が進んでおり、年間の価格設定から四半期ごとのそれに移行する総量トンの重要な一部に結論がでると予測されている。そして、多くの関係者は、近い将来にはさらに短期での価格設定に移行すると予測している。短期価格設定は信頼できる石炭価格指標がなければ管理することは難しく、従って新しい指標の公表は石炭市場にとって重要な岐路となる」と語った。

 調理用石炭価格指標の閲覧はhttp://www.coalportal.comを参照。

 接触先はinfo@energypublishing.biz あるいは jnorris@energypublishing.bizまで。

 エナジー・パブリッシング社(Energy Publishing Co.)はオーストラリア、カナダ、南アフリカ、インドネシア、コロンビア、米国など主要生産国とともにすべての主要石炭消費国に石炭供給・需用についてリポートを提供する出版社である。同社は世界に広くオフィスを持ち、幅広い経験のある石炭産業専門家による報告チームを抱えている。同指標の契約者は指標計算に適用される石炭品位測定と方法論のコピーを入手できる。


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