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三菱地所と国際紙パルプ、東京京橋「KPP八重洲ビル」着工

KPP八重洲ビル
KPP八重洲ビル外観イメージ(写真・国際紙パルプ商事、三菱地所)
 三菱地所と国際紙パルプ商事は1日、東京都中央区京橋一丁目における「KPP八重洲ビル新築計画」の工事に着手した。

 同プロジェクトは、国際紙パルプ商事がCRE戦略の一環として取り組むもので、三菱地所がプロジェクト全体を支援し、設計監理業務は三菱地所設計、リーシングマネジメント業務は三菱地所リアルエステートサービス、プロパティマネジメント業務は三菱地所プロパティマネジメントが担当、三菱地所グループによる全面的なバックアップ体制のもと推進する。

 同物件は、敷地面積1159平方メートル、延床面積1万1127平方メートル、地上13階・地下1階建てのオフィスビル。八重洲通りに面し、東京駅八重洲口から徒歩6分という交通利便性に恵まれた立地にある。事務所部分の基準階は、有効面積約200坪、天井高2.75メートル、柱間6.4メートルの開放的な空間で、フロア内に柱がなく、OAフロア(100ミリ)やグリッド式システム天井、個別空調システムなど、自由度が高くレイアウト効率に優れた仕様となっており、2011年8月末の完工を予定している。

 また、環境面にも配慮し、敷地南側にはソーラーライトも併設された緑豊かなポケットパークを整備する他、空調システムや照明システムの効率化などにより、約25%のCO2削減(東京都の省エネルギー計算基準値比)を目指す。


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