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羽田D滑走路用LDA飛行検査実施へ 国交省発表

 国土交通省は、10月に予定されている東京国際空港(羽田空港)のD滑走供給開始に向けて、2月8日早朝から、滑走路へ着陸するために設置された羽田LDA(ローカライザー型方向援助施設)について、飛行検査を開始すると発表した。

 これは空港内に設置したLDA装置から東方向に電波を出して、このコース上をD滑走路中心線の延長線付近まで、高い精度で航空機を誘導するもの。東京湾上空のコースを天候にかかわらず飛行できる利点がある。コース上を西向きに誘導された航空機は、その後D滑走路を目視確認して着陸することとなる。

 飛行検査は、LDA装置から送信される電波によって作られる水平面内のコースが、基準を満足するものかどうかをコース上及びコースと直角方向に飛行して確認。定期便への影響を最小限にするため、飛行検査は早朝に行う計画。

 2月8日から10日に実施され、使用される航空機はサーブ式SAAB2000型を予定している。


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