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住友金属、270億円投じ二次精錬・連続鋳造設備等を建設

 住友金属工業は22日、約270億円を投じて住友金属小倉(北九州市)に建設を進めてきた二次精錬および連続鋳造の一部設備が完成し、稼動を開始したと発表した。導入設備は、二次精錬設備の第2LF精錬設備(2LF)・第2RH脱ガス設備(2RH)、第4連続鋳造設備(4CC)および脱リン炉で、このうち2LF、2RH、4CCが完成した。

 今回の増強で、酸化物・硫化物など溶けずに存在する粒子「介在物」を積極的に活用して加工性向上など性能を発揮する「高機能鋼」と、介在物を極限まで低減させて寿命や疲労特性を向上させた「高清浄鋼」のそれぞれの製造工程が完全分離され、製品ごとに合った製造工程の適用と、工場内物流の単純化等により、高品質と高効率の両立化を実現した。

 現在、建設が進められている脱リン炉は、2010年10月に完成する予定。

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