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初の英国IT産業賞を受賞、テルニック社

 【ロンドン17日JBN=共同JBN】今年初めに立ち上げた通信主体のトップレベルドメイン(TLD)「ドットテル(.tel)」登録事業者であるテルニック社(http://telnic.tel)は17日、新しく設けられた英国情報技術(IT)産業賞を受賞したと発表した。この賞は公認IT協会であるBCSと業界誌のコンピューティングが設けたもので、テルニックは英国のITに多大の寄与したティム・バーナーズ・リー卿を含む受賞者の仲間入りをした。

 テルニック社のカシャヤール・マーダビ最高経営責任者(CEO)は「当社の業績を認めた業界の仲間から受賞して喜んでいる。世界のコミュニティーの利益のために複雑な技術を簡単にするなど貢献したティム・バーナーズ・リー卿のような英国のパイオニアとともに受賞したことに心から感謝している。この栄誉を与えてくれたBCSとコンピューティング誌に感謝する」と語った。

 英国IT産業賞はBCS、とコンピューティング誌が新たに一緒になって設けた。BCSのIT産業賞と卓越性に関するコンピューティング・アワードを合併し、一つの全プロフェッショナル向けプラットフォームとして、最優良事例、革新、卓越性を顕彰する賞にした。インターネットにアクセスしている人ならパソコン、iPhoneからごく短時間に「ドットテル(.tel)」を設定でき、オンラインで見られるという「ドットテル(.tel)」の革新性、標準ベースのサービス、使い勝手の良さに対する認識の広がりは、今回の受賞によってさらに強化される。

 公認IT協会であるBCSのデビッド・クラーク最高経営責任者は「今回の賞は別格だ。この審査に加われ、優勝者、受賞者の内容を直接目にすることができて嬉しかった。最終受賞者を決めるのにはどきどきした。ここで勝ち残ったのはまさに偉業である。この賞に参加したすべての人に心からおめでとうと言いたい。かれらは最優良事例の好例を提供しただけでなく、エンターテインメントからヘルスケアまで、製造業から小売業まで現在の情報技術がどのように情報社会を可能にしているかを示している」と述べた。

 ▽テルニック社について
 2000年に設立されたテルニック社は英国に本社を置く登録事業者で、新しいドットテル(.tel)スポンサード・トップレベルドメイン(sTLD)の主催会社である。テルニックのバックエンド登録サービスはニュースター(NeuStar)が提供している。


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