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三洋電機、エナジーソリューション事業に参入へ

 三洋電機は29日、創エネ(太陽電池)・蓄エネ(二次電池)・省エネ(業務用機器等)技術を融合したシステムで、工場や学校、店舗といった施設の二酸化炭素(CO2)排出量削減やランニングコスト削減を提案するエナジーソリューション事業に参入することを発表した。2015年度までに事業規模1000億円を目指す。

 三洋電機が考えるエナジーソリューション事業は、太陽電池で発電した電力や割安な深夜電力を二次電池に蓄電し、その蓄えた電力を最も効率的に活用できるようにコントローラー(パワコン)でマネジメントして、ショーケースや空調、照明等にエネルギーを供給することで、大幅なCO2排出量の削減と省エネによるランニングコストの削減をはかるというもの。実用レベルで世界トップクラスの変換効率をほこるHIT太陽電池、民生用から業務用まで幅広い開発技術を有し、高い品質をほこる二次電池、長年培った冷熱技術による省エネ性で高いシェアをほこる業務用機器等、同社の強みを最大限活用し事業展開していく。

 本格的な事業化は来年春を目指しているが、早期に収益事業化をはかるため、(1)大容量・高電圧リチウムイオン電池システムの開発(2)実証実験による商品開発の加速(3)商品特性に応じた他社とのコラボレーション(4)推進体制の構築を進めていく。

 太陽電池事業および二次電池事業は、今後も大幅な市場拡大が期待される一方で、競争激化や急激な単価下落により、事業のおかれている環境は厳しさを増しているが、三洋電機では、これら業界トップクラスの事業の強化に加え、強みを生かしたソリューション展開で環境への貢献をはかるとともに、工場や高層ビルといった大規模なものから、店舗や学校、住宅といった中・小規模なものまで幅広い展開をはかり、2015年度には事業規模1000億円を目指す。

 今後展開としてまず、早期事業化に向けて大容量・高電圧リチウムイオン電池システムの開発し来年春の発売する予定。また加西事業所(兵庫県加西市鎮岩町)新工場に約50億円を投資して、最新鋭のシステムを導入し、実証実験による商品開発の加速させる。ほかにも幅広い業界のトップ企業と協業を進めていく。

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