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ホンダ、インドネシアで二輪車生産累計2500万台を達成

 ホンダのインドネシアの二輪車生産・販売の合弁会社であるピー・ティ・アストラ・ホンダ・モーターが10月3日、インドネシアにおけるホンダの二輪車の生産累計が2500万台を達成した。

 ホンダは、インドネシアで1971年に技術提携での二輪車生産を開始。2000年12月に、二輪車の部品製造、エンジン・車体組立および卸販売の機能を集約した合弁会社ピー・ティ・アストラ・ホンダ・モーターを設立した。2005年には年間生産能力100万台の第三工場の稼働を開始し、現在の年間生産能力は310万台と、インドのヒーローホンダ(年間生産能力490万台)に続き、世界で二番目の規模を持つ。

 インドネシアの二輪車市場は、中国・インドに次ぎ世界で3番目の規模を持つ市場で、2008年は過去最高の約620万台(前年比約133%)を記録した。世界金融危機以降、今年前半は落ち込みがあったものの、後半は政策金利の値下げやインフレの沈静、為替の安定などにより市場は回復傾向にある。

 ホンダは、2009年1月に従来からの主力カテゴリーであるカブタイプの「REVO(レボ)」をフルモデルチェンジした。加えて、最近のAT市場の拡大に伴い、今年7月には「Vario(バリオ)」と「BeAT(ビート)」のATモデルのマイナーチェンジを行うとともに、インドネシアで初となるコンバインドブレーキシステム(前・後輪連動ブレーキシステム)を搭載した「Vario Techno(バリオテクノ)」を発表するなど、ATモデルの商品の拡充も進めている。


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