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マイクロソフト、ウィドウズ部門の人事刷新

 【レドモンド(米ワシントン州)9日PRN=共同JBN】マイクロソフト社は9日、マイクロソフトに20年間勤務する第一人者で、ウィンドウズ7の10月22日発売に貢献し、ウィンドウズとウィンドウズ・ライブ・エンジニアリング・グループを直近まで率いてきたスティーブン・シノフスキー氏をウィンドウズ部門プレジデントに昇格させた。

 シノフスキー氏はプレジデントとして、ウィンドウズ、ウィンドウズ・ライブ、インターネット・エクスプローラーの技術とマーケティング機能の両面を包括するウィンドウズ・ビジネスの責任を担う。

 マイクロソフトのスティーブ・バルマー最高経営責任者(CEO)は「スティーブン・シノフスキー氏は、巨大な製品を生み出す大規模チームを指揮する能力を行動で示してきた。彼と彼のチームがウィンドウズ7の出荷準備で成しえた仕事は、世界一流のソフトウエアの開発および出荷方法の真の手本となる。彼はウィンドウズ・グループを率いるのに最適な人物である」と語った。

 シノフスキー氏は1989年にエンジニアとしてマイクロソフトの経歴を始め、マイクロソフト製品チームでいくつかの地位を歴任した。彼の詳細な経歴はウェブサイト(http://www.microsoft.com/presspass/exec/ssinofsky/)で見ることができる。

 このほか、ウィンドウズ部門の現最高財務責任者(CFO)であるタミー・レラー氏(http://www.microsoft.com /presspass/exec/treller/)がCFOのままマーケティング関連の職務を引き継ぐことになる。ビル・ベクティ氏(http: //www.microsoft.com/presspass/exec/veghte/)は、今年中に発表予定である同社の新たな指導的職務に異動する。レラー氏とベクティ氏の交代は、ウィンドウズ7が製品版(RTM)の節目に到達する7月後半に行われる予定である。

 レラー氏はグレート・プレーンズ・ソフトウエア買収の一環として、2001年にマイクロソフトに加わった。レラー氏は買収当時、グレート・プレーンズのCFOで、上級マーケティング、販売、総括管理のいくつかの職務を歴任した。マイクロソフトに入ってから、彼女はマイクロソフト・ダイナミックスのブランド立ち上げを率いたマイクロソフト・ビジネス・ソリューションズ部門のマーケティング担当バイスプレジデントなど種々の役職を歴任した。彼女はシノフスキー氏の直属となり、CFOとしての職務を持ち続ける。

 シノフスキー氏は「ウィンドウズ・ビジネスに関する彼女の深い知識に加え、タミーがマーケティングおよびファイナンスでの彼女の経験に加えてビジネス・ソフトウエアにおける強力で収益性が高いパートナーのエコシステムを促進した経歴をウィンドウズに注ぎ込んでくれることを大いに喜んでいる」と述べた。

 ジョン・デバーン氏は上級副社長としての職務を継続し、シノフスキー氏の直属となる。デバーン氏はウィンドウズ7とウィンドウズ・サーバー2008R2の両方の中核コンポーネントを作成するチームを監督した。デバーン氏は25年間マイクロソフトに勤めるベテランで、彼の詳細な履歴はウェブサイト (http://www.microsoft.com/presspass/exec/devaan/)で見ることができる。

 マイクロソフト(ナスダック:MSFT)は1975年に創設され、人々およびビジネスの全潜在能力の実現を支援するソフトウエア、サービス、ソリューションにおける世界のリーダーである。


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