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ブラジルのバーレ、強制転換債2シリーズを売却へ

 【リオデジャネイロ7日PRN=共同JBN】ブラジルのバーレ(Vale S.A.、NYSE: VALE、VALE.P)は7日、同社の全額出資子会社バーレ・キャピタルIIを通じて2012年償還の強制転換社債2シリーズ(VALE-2012債シリーズとVALE.P-2012債シリーズ)を世界資本市場で売り出す計画であると発表した。VALE-2012債シリーズは満期にそれ以前の一定のイベントに基づき、1ADSがバーレの普通株式1株に相当する米預託株式(ADS)に強制転換される。VALE.P-2012債シリーズは1ADSがバーレのクラスA優先株に相当するADSに強制転換される。両シリーズを合わせたADS総額はバーレ普通株1841万5859株および同クラスA優先株4728万4800株に相当し、この全量は同社が現在保管している。

 バーレとバーレ・キャピタルIIがこれから締結する契約に従って、バーレはバーレ・キャピタルIIが社債発行条件に基づく責務を果たすために必要な数の ADSをバーレ・キャピタルIIに売却する。ブラジル証券取引委員会(CVM)は今年6月30日、バーレ・キャピタルIIに売却するADSを構成する保管株式をバーレが使用することを承認した。

バーレはこの募集の純売上高を一般的な企業目的のために使用する。

この社債はバーレ・キャピタルIIの無担保、非劣後債務となり、バーレが完全に無条件で保証する。この保証はバーレの無担保、非劣後債務となる。

 シティとJPモルガンが主幹事引受会社になる。

 募集は有効な証券発行登録書に従って行われる。計画している募集に関する詳しい情報を記載した仮目論見書補遺は米証券取引委員会(SEC)に提出される。投資家は投資を行う前に、バーレとバーレ・キャピタルIIがSECに提出した仮目論見書補遺や関連書類に目を通し、バーレとバーレ・キャピタルII、募集に関するより完全な情報を入手することが求められる。これらの書類は入手可能な時点になればSECウェブサイト(www.sec.gov)の EDGARから無料で入手できる。あるいは、シティ(Brooklyn Army Terminal, 140 58th St., 8th Floor, Brooklyn, New York 11220、電話:1-800-831-9146)か目論見書ライブラリーでJPモルガン(4 Metrotech Center, CS Level, Brooklyn, New York 11224、コレクトコール718-242-8002)に請求すれば目論見書を入手できる。


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