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ウィルコムが中国網通と提携、次世代PHS普及へ世界戦略

 ウィルコムは13日、中国の大手通信事業者、中国網絡通信(=チャイナネットコム)とPHS事業で提携することを発表した。中国市場でのデータ通信サービスやパケット通信実現のための技術協力を行う一方、ウィルコムが開発している「次世代PHS」の中国市場での事業化を目指し協力関係を深めていくとしている。

 PHSは日本で開発されたシステムで固定電話の交換機を通すことで音質良く、低価格で提供できるサービスとして注目を集めた。一時は携帯電話におされ衰退したが、最近になり国内をはじめアジア、南米中心に加入者数が増え、世界で約1億人まで普及するようになった。中国もそのひとつで現在9330万人が利用しているという。

 ウィルコムはマイクロセルシステムなど現行PHSの優位性とOFDM技術やMIMO技術といった最新技術で、最大20Mbps以上の高速伝送を実現する通信システム「次世代PHS」の事業化を目指しており、チャイナネットコムとの連携を高めることで、今後更なる発展が期待される中国市場での普及を目指す。

 次世代PHSは、海外で普及しているPHSの後継システムとして期待されており、標準化される可能性は高い。ウィルコムは中国市場での参入を足がかりに海外事業との連携を高め、本格的な世界戦略を進めていく方針だ。


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