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航空コンテナーでEASA承認を獲得、シーセーフが発表

 【デイトン(米オハイオ州)18日PRN=共同JBN】感温性の航空貨物の市場に対して技術ソリューションを提供するシーセーフ(CSafe, LLC)社は18日、欧州航空安全局(EASA)から同社のアキュテンプ(AcuTemp登録商標)RKN(http: //www.csafellc.com)が承認を受けたと発表した。これにより、アキュテンプは、EASAと米連邦航空局(FAA)の両方から承認を獲得した最初で唯一の稼動中のRKNとなる。

 シーセーフ社のブライアン・コール総支配人は「今回のEASA承認を得たことにより、世界中のより多くの顧客がアキュテンプRKNを使用可能になる。われわれの顧客がFAAとEASAの両方の監督下にあるすべての航空会社を利用して、感温性カーゴを出荷できるようになることを歓迎する。これにより、アキュテンプRKNの優れた技術を世界中の企業に提供できることになる」と語った。

 EASA認証が新たに加わったことにより、アキュテンプRKNは、米欧当局から認可された最初で唯一のコンプレッサー駆動型カーゴコンテナーとなる。この承認は、シーセーフ社の合弁事業設立において、アキュテンプ・サーマル・システムズのパートナーであるアムセーフ・ブリッドポート社(AmSafe Bridport Limited)に交付された。

 シーセーフ社のスティーブン・ボイド・ビジネス開発部長は「シーセーフは、出荷地点を世界中に拡大する柔軟性を顧客に提供できる。今回のEASA承認はシーセーフのソリューションの国際的プレゼンスを強化し、温度管理が極めて重要な輸送に関して顧客の選択肢を大いに拡大する」と語った。

 アキュテンプRKNは、従来の輸送形態では不適切な温度管理によって、頻繁に起きる商品の損傷および欠陥という悪影響を軽減するように設計されている。2008年にサービスを開始して以来、アキュテンプRKNは、顧客が望む貨物積載の設定値を保持し、その結果として記録された製品ロスは発生しなかったことを一貫して証明してきた」と述べた。

 アキュテンプRKNは冷却と加熱の両方の機能がある。この装置は、摂氏氏マイナス30度から同プラス49度という極端な周辺気温にさらされても、摂氏氏4度から25度の範囲でユーザーが選択した温度を一貫して保持することができる。アキュテンプRKNは、貨物積載量、温度、アクセス、電源状態を記録することができこのデータは利便性の高いUSBポートを通して利用可能である。

 ▽シーセーフ社について
 シーセーフ社はいたみやすい航空貨物市場に技術ソリューションを提供している。その主力製品であるアキュテンプRKNは、FAAおよびEASAの両方の承認を受けた最初で唯一の稼動中の装置である。シーセーフ製品は、さまざま物流パートナーを通じて販売され、温度管理に敏感な航空貨物市場の厳格な要請に応えるように設計されている。シーセーフ社は米オハイオ州デイトン近郊に本社を構え、ワシントン州にあるアムセーフとオハイオ州のアキュテンプ・サーマル・システムズとの合弁会社である。

 詳細な情報については、www.csafellc.comを参照。


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