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自動車国内生産、8社全て前年度を下回る

 国内自動車メーカー8社が23日発表した2008年度(08年4月―09年3月)の生産・販売・輸出実績(速報値)は、世界景気の悪化による影響で、各社とも、国内生産並びに世界生産が前年度を下回った。海外生産でもダイハツを除く7社が減少。最大手のトヨタ自動車も生産・販売・輸出とも大幅減となった。

 メーカー別で各項目を見ると、国内生産はトヨタ自動車が20.4%減の339万3257台と7年ぶりに下回り、日産自動車は16.8%減の105万487台、ホンダは11.4%減の114万8361台、マツダは14.4%減の89万9448台、富士重工は3.2%減の47万3966台、三菱自動車は23.5%減の66万9694台、ダイハツは1.9%減の77万792台、スズキは6.6%減の113万9085台で、8社全てが前年を下回った。

 世界生産では、3.6%増加したダイハツの89万8430台を除き、トヨタ自動車が18.2%減の710万4024台、日産自動車は16.9%減の291万8532台、ホンダは9.6%減の357万4297台、マツダは14.4%減の113万4155台、富士重工は7.2%減の55万7205台、三菱自動車は24.8%減の107万6334台、スズキは5.4%減の249万3657台と、7社が前年を下回った。


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