現在位置: HOME > ニュース&コラム > ビジネス・産業 > 国際情報


「人魚姫」像を上海万博に、コペンハーゲン市議会が決定

 【コペンハーゲン(デンマーク)13日PRN=共同JBN】H・Cアンデルセンの童話で知られるコペンハーゲンの「人魚姫」像が、2010年の上海万博に展示されるために世界をめぐる旅をする。このことは約7000万人の人々が、デンマークの首都にあるアイコン的シンボルを実際に経験することを意味する。

 人魚姫像はこれまでに2回首を落とされており、腕を切り落とされたこともあるが、1913年から今までランゲリニー波止場の定位置から離れたことはない。13日夜、コペンハーゲン市議会は2010年4-11月に開催される上海万博のデンマーク館で展示するため人魚姫を故郷から遠路送ることを投票で決めた。このアイディアが生まれたときから高まっていたコペンハーゲンの象徴をめぐる長い論議はこれで終わる。

 ▽人魚姫はコペンハーゲンのライフスタイルを持って行く
 人魚姫像はデンマーク館中央のマーメイドプールに設置される。ここで来館者はデンマークの市民生活の最良の部分を自ら体験する機会が得られる。本物のコペンハーゲン市民のように、シティーバイク(街乗り自転車)で人魚像のまわりを乗り回したり、屋上庭園でオーガニック・ピクニックをしたりできる。

 BIG(ビャルケ・インゲルス・グループ)と2+1アイディアズ・エージェンシーの事業計画立案者たちがデンマーク館のコンセプトを担当した。そのアイディアは文化的な寛容性のジェスチャーとして、またデンマークと中国の文化的対話への誘いとして、人魚姫像をコペンハーゲンから上海に移動させるということである。
 人魚姫像が上海にある間、コペンハーゲンの元の場所には中国の芸術家が制作した彫刻が一時的に置かれる。また、コペンハーゲンのウォーターフロントを訪れる観光客が失望しないように長い活動リストもその場に置かれる。

 同市の来訪者・会議局である「ワンダフル・コペンハーゲン」のペーター・ロマー・ハンセン・シニアディレクターは「人魚姫だけでなく、この港湾地区を訪れる人も2010年には素晴らしい体験ができることを保証する。わが国は豊かな文化、国際的意欲を持つ福祉社会であり、自分たちが最も愛するものを世界と共有したいと熱望している」と語っている。


関連記事

powered by weblio


前後の記事



記事バックナンバー

購読のご案内

取材依頼・プレスリリース

注目のニュース
最新の産業ニュース
写真ニュース

最新の写真30件を表示する