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レーザー技術総合研究所など、コンクリート内部欠陥探傷装置開発

 レーザー技術総合研究所をプロジェクトリーダーとする産学研究グループと、鉄道建設・運輸施設整備支援機構が、レーザーリモートセンシングによるコンクリート内部欠陥探傷装置を開発した。

 この研究にはレーザー技術総合研究所、東京工業大学、鉄道総合技術研究所、西日本旅客鉄道からなる産学研究グループと、鉄道建設・運輸施設整備支援機構が、鉄道・運輸機構の「運輸分野における基礎的研究推進制度」に基づき平成18年度から20年度の間に実施された。

 研究は、打音検査の場合のハンマーによる打撃に替えて、信号印加レーザーをコンクリートに照射した衝撃でコンクリート表面を振動させ、その
振動周波数を検出用レーザーで計測。結果、<1>コンクリート表面に現われていない内部欠陥が探傷できる、<2>高所作業車を使用することなく高速で遠隔探傷(リモートセンシング)ができる―、結果が得られた。


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