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ボーダゾン・サービスを開始、iセル使ってボーダコム社

 【サンクトペテルブルク(ロシア)15日PRN=共同JBN】ボーダコム・タンザニアは15日、ユニークなボーダゾン(Vodazone)・サービスが500万契約者すべてに利用可能になると発表した。このサービスは2つの目標、すなわちネットワーク付加バランスとARPU(加入者1人当たりの売上高)増加を達成することが可能になる。サービスはiセル(i-Cell)・ソリューションの一環である同報配信方式セル・ブロードキャスト・サービス(CBS)によって管理される。

 ボーダコム・タンザニアのネットワーク・クオリティー部長であるエラスト・ハウレ氏は「われわれはベルクート社が提供するiセル能力とそのサービスに全面的に満足している。多くの企業は、われわれが必要な時期にボーダゾン・サービスを開始することができるよう厳しい日程にうまく対応してくれた。われわれは近い将来、iセルのほかのすべての機能を利用して、VAS(車両盗難発生警報装置)への利用拡大を目指し、VAS販促(モバイル・コンテンツの積極的販売)を経由するARPUの成長を確保する」と語った。

 ロシアのベルクート社のビジネス開発最高責任者のイゴール・ノビコフ氏は「ベルクートのアプローチは、顧客のVASのサポートを保証するビジネス需要とITインフラストラクチャーの完ぺきな研究で成り立っている。それによってわれわれは移動通信事業者のビジネスについて一貫して成長の可能性のあるソリューションを開発することができる」と語った。

 ボーダゾン・サービスのユニークな特質は以下のような内容である。ベルクートのiセルは、携帯電話から外にかけるオペレーター・サービスの地域対象販促を実現する。契約者がフリーネットワーク区域に移動する際、彼らはほかのボーダコム契約者を呼び出すために割引料金でCBCメッセージを受け取るので、ネットワーク・インフラストラクチャー利用率の最適化とオペレーターのARPU増に貢献する。

 ベルクート(http://www.bercut.com)は、モバイルと公衆交換電話網(PSTN)の接続事業者に対する付加価値サービス・インフラストラクチャー向けIT製品の供給者である。


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