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ASC社製品の独占販売契約、オリンパスが最小侵襲性手術で

 【ハンブルク(ドイツ)12日PRN=共同JBN】オリンパスは12日までに、アイルランドのアドバンスト・サージカル・コンセプツ(ASC)社の製品を世界的に販売する即時発効の独占契約を結び、最小侵襲手術分野のリーダーとしての地位をさらに強固にした。ASCは患者のへそを唯一のアクセスポイントとする最先端腹腔鏡手術技術ポートの唯一世界的プロバイダーである。オリンパスは今後、関連製品全体の独占販売会社となる。

 腹部内視鏡シングルサイト手術(LESS)-へそを通じた内視鏡手術-は、医療技術の最近の技術革新では最も重要なものの一つと位置づけられている。ASCが開発した「トライポート(TriPorts)」「クアッドポート(QuadPorts)」の販売会社として、オリンパスはこれで可能性の高いこの技術市場のキープレーヤーとなる。これらのポートを使って3,4個の器具を1つのアクセスポイント(例えばへそ)から患者の腹腔内に導入することができる。これまでは最も最小侵襲の手術でも3カ所ないし4カ所の別々のアクセスポイントが必要だった。

 オリンパス・ウィンター・アンド・イベ(Olympus Winter & Ibe )社のハインツ・ヤクイCEOはこの戦略的販売提携関係について、「質の高い内視鏡システム分野の世界市場リーダーとして、これで当社は単一ソースからの最小侵襲手術というダイナミックな分野向けにポート、マニュアル器具、光学製品を供給することになる」と説明している。販売協力分野における責任のほかに、このオリンパス子会社はオリンパスの外科手術関連製品の開発、生産センターも運営している。

 アドバンスト・サージカル・コンセプツ社(Advanced Surgical Concepts Limited)のフランク・ボナディオCEOは「オリンパスとその世界的販売網を利用することで、現在の最高の内視鏡システムと組み合わせた当社製品を提供できる。両社製品の相乗作用でLESS手術市場を支配し、両社の長期協力関係を実現できるだろう」と語っている。
 最小侵襲製品市場はコンスタントに拡大している。欧州だけで毎年約90万件の胆嚢手術が行われている。今後数年間にもっと多くの胆嚢手術がへそを通じて行われるだろう。今後数年以内に複雑な手術を含めて「手術痕のない」手術件数が大幅に増加するだろうと専門家は予測している。

 この新形態のアクセスは患者の美容上の利点、治癒過程での苦痛軽減だけでなく、入院時間の短縮傾向が続くので、在来型の手術技術と同じレベルで行う場合のコストの面で病院に利益をもたらし、術後感染のリスク最小化によって病院のコストが削減される。

 オリンパスはその製品、システム・ソリューションによって医療分野の有能なパートナーの立場にある。柔軟性があって精密な内視鏡は最小侵襲診断、治療法で決定的な役割を果たす。同社の製品領域には内科、外科の幅広い領域のアプリケーション向けの内視鏡とシステム・ソリューション、内視鏡ビデオ・システム、再処理システム、広範な内視鏡療法製品が含まれている。


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