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三菱電機、米国果樹園に1.2MWの太陽電池モジュール納入

太陽電池モジュール
米国リモネイラ社果樹園向けに納入した太陽電池モジュール(写真・三菱電機)
 三菱電機は28日、1.2メガワットの無鉛はんだ太陽電池モジュールを、レモンなどのかんきつ類を栽培・販売する米国のリモネイラ社(カリフォルニア州ベンチュラ郡)の果樹園向けに納入したことを発表した。総設置面積は東京ドーム約2分の1の広さにあたる約2万2260平方メートル。

 米国では原油価格高騰に伴うエネルギーコストの上昇や、環境貢献意識の向上などから、製造業や小売業を中心とした商業分野で太陽光発電システムの導入が伸びている。リモネイラ社では、中長期的視野に立って財務面での健全性を向上させ、環境面での負荷を軽減するため、非再生可能エネルギーへの依存度を下げることとし、総電力使用量の約3分の1に相当する発電量が期待できる太陽光発電システムを導入した。

 三菱電機は米国や欧州などでの太陽電池市場の拡大を見込み、2011年度中に600MW生産体制の確立を計画。北米ではシステムインテグレーターなどのビジネスパートナーとの関係を強化し、全米に販売エリアを拡大していく。


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