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クリエイティブ・コモンズと提携、ドットアジアが発表

 【香港22日新華・PRN=共同JBN】ドットアジア機構(DotAsia: http://www.registry.asia)とクリエイティブ・コモンズ(CC)の新しい長期的な戦略的パートナーシップによって、アジアの人びとの創造力は支援され共有されることになる。

 ドットアジアは「.Asia」インターネット・トップレベルドメインを運営する非営利団体として、CCがアジアにおける事業の発展、拡大と社会的効果をサポートするために10万米ドルを提供する予定。また、ドットアジアはイベントの調整、CC地方支部の行動、その他各種社会技術のイニシアチブ(例えば次世代版権登録プロジェクト)に時間と力を入れる予定である。

 10月25日の来週土曜日午後、香港クーロンHKICC李兆基創意書院で開催されるCCHKの開業式で、CCの最高経営責任者(CEO)伊藤穰一氏とドットアジアの鍾宏安CEOが提携を発表する。開業式に関わる詳細情報については、http://hk.creativecommons.org.を参照。

 鍾宏安CEOは「伊藤CEOとCCの卓越したチームと一緒に仕事できて、大変うれしい。この提携はドットアジアがアジア・インターネットの発展と応用に関する核心的目標に合致し、世界知的所有権団体との関係強化にも役立つ。アジアにおけるCCの活動についてはhttp: //www.creativecommons.asiaに注目し続けて欲しい」と語った。

 伊藤CEOは「ドットアジアの貢献はCCのアジアでの発展にとって非常に重要である。われわれがドットアジアと提携することで、CCは大中華圏とアジアの創造、文化業界とより強力で親密的な関係を構築できるだろう」と述べた。

 今年年初、ドットアジアと香港映画協会を代表するIFACT-GCは映画のオンライン保護のための提携メカニズムの構築し、アジア全域での創造的産業のための教育プログラムによってドットアジア(.Asia)の積極的採用を促進することで合意した。

 ▽ドットアジア機構について:
 ドットアジア機構( http://www.registry.asia )はアジアインターネットの発展と応用を促進する非営利団体である。同機構はトップレベルの「.Asia」ドメインネームを監督している。なお、公的協会として、20カ国の公式トップレベルドメインを管理している。その中には.CN (中国), .JP (日本),.KR (韓国), .IN (インド), .NZ (ニュージーランド), .PH (フィリピン)等とAPNIC、APNG、APCERTPAN、APTLDを含む5カ国・地域のインターネット組織を含んでいる。過去20年間にアジアのビジネス、政治、文化分野のインターネットの発展は既に全世界には重要な影響力を与えてきた。「.Asia」ドメインはアジア世紀の中でアジアにおけるこの勢いを維持し、この地域におけるインターネットの行動と発展の核心となる見込みである。

 ▽CC(Creative Commons)について
クリエイティブ・コモンズは2001年に設立された個人と共用エリアの文化芸術作品の創造と再生を進める非営利団体である。その自由的な版権許可によって、CCは伝統的な「所有権保留」の上で、作者、芸術者、科学者および教育者が「部分的権利を保留」できるように柔軟な保護を提供している。CCは下記数機構に設立されてサポートされている。(パブリックドメインセンター), Omidyar ネットワーク, 財団法人Rockefeller、財団法人John D.とCatherine T. MacArthur,財団法人 William と Flora Hewlett基金会、および民間のメンバー。CCに関する詳しい情報はhttp://creativecommons.org .を参照。


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