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シリコンパウダーの供給契約、REC社がアジアPV企業に

 【サンドバイカ(ノルウェー)21日PRN=共同JBN】ノルウェーのリニューアブル・エナジー・コーポレーション(REC)は21日までに、いわゆる「シリコンパウダー」といわれるFRB処理からの精度の高い微粒子シリコンを供給するため、アジアにある太陽光発電(PV)企業と長期的な最低限収益を保証するテイク・オア・ペイ(take-or-pay)契約を結んだ。

 シリコンパウダーはこれまで貯蔵と廃棄要件が理由で、価値が低いか否定的とされてきた。RECはこれら精度の高いシリコン材質をとらえてパッケージ化する技術を開発して、価値のある商用の機会を開いた。

 RECのエリク・ソルセン社長兼最高経営責任者(CEO)は「これによってわれわれは社内的には今のところ利用する意図のない製品のマーケティングを通じて、当社最新の多結晶シリコン(ポリシリコン)展開によって収入を拡大し、結果として財務上の利益を増やすことが可能になる」と語った。

 今回の契約は5億米ドル(29億ノルウェークローネ)を超える価値があり、2009年から2015年までの7年間有効である。価格と供給量はコスト高となる場合には年間の価格調整をカバーする条項を含めて、全契約期間で事前に決定される。供給量は比較的低い水準で始まり、次第に年間約1500メートルトンまで増量される。契約によると、RECシリコンは2008年末までに、6500万ドル(3億8000万クローネ)の前払い料金を受け取る。これらシリコンパウダーは連絡済みのプライムマテリアル(FBRとシーメンス・プライム)の供給量に付加されることになる。


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