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トヨタ 全長2.9m超小型車「iQ」11月20日発売、月販2500台計画

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iQ 100G“レザーパッケージ”<オプション装着車>(写真・トヨタ自動車)
 トヨタ自動車は15日、超高効率パッケージカー「iQ(アイキュー)」を11月20日に発売すると発表した。全長2.985メートルというコンパクトボディながらも大人3人と子供1人が快適に座れるのが特長。今年3月に発表され話題を集めていた。月販目標台数は2500台を計画。

 同車は全長2.985メートル、全幅1.68メートル、全高1.5メートルで2ドア。ホイールベースは2メートル。新開発の変速機により前輪を前方に配置し、燃料タンクを床下へ移動させることでリヤオーバーハングを短縮、小型化したエアコンによってインストルメントパネル中央部に配置するなどして、超高効率パッケージを実現している。

 また1.0リッターエンジンを搭載し、同排気量トップレベルの低燃費を実現したほか、新燃費基準の試験方法となる JC08モード走行燃費で「2015年度燃費基準」を達成。最小回転半径は世界最小レベルの3.9メートルを実現。さらに、世界初のSRSリヤウインドウカーテンシールドエアバッグを含む9個のエアバッグやS-VSCを全車に標準装備するなど、高い安全性能を兼ね備えている。

 価格帯は140万―160万円。トヨタ自動車の高岡工場で生産される。月の販売目標台数は2500台を計画している。


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