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トヨタ自動車、約2億ドル投じ北米研究開発センター新拠点設置

 トヨタ自動車は10日、北米における研究開発・製造統括会社、トヨタモーターエンジニアリング&マニュファクチャリングノースアメリカの研究開発センターであるトヨタテクニカルセンターの新拠点を、米国ミシガン州アナーバー市に設立したと発表した。投資額は約1億8700万ドル。

 トヨタテクニカルセンターは1977年の設立以来、北米市場向け車両の研究開発業務を行ってきたが、北米における商品開発力強化を目的として2005年4月に新拠点の建設を公表、このほど、新拠点TTCヨークタウンシップとして開所した。

 このトヨタテクニカルセンター・ヨークタウンシップでは、これまでトヨタテクニカルセンター・アナーバーで行っていた製品企画、車両の設計開発業務を実施するとともに、トヨタとして海外では初めてとなる、衝突安全実験を行う安全実験棟を設置した。

 新拠点の投資額は約1億8700万ドルで、この拡張に伴い、トヨタテクニカルセンター全体では2010年末までに新たに400人を順次雇用する。


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