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米スピリット・エアロシステムズ、「ガルフストリーム」用翼受注

 【ウィチタ(米カンザス州)6日PRN=共同JBN】世界最大の商用航空機アセンブリーと部品の独立系サプライヤー、スピリット・エアロシステムズ社(NYSE:SPR)は6日、新しい「ガルフストリームG250」中型ビジネスジェット機の翼を設計、製造すると発表した。同社は米オクラホマ州タルサの工場でこの翼を設計、生産し、機体のその他部分と組み合わせるためイスラエルの航空宇宙業界へ出荷する。

 スピリット・タルサ部門副社長兼ゼネラルマネジャーのドン・カーライル氏は「当社はガルフストリーム用の飛行準備が整った新たな翼を提供することを大変誇りに思っている。翼構造の設計、製造の45年余りの経験をこのプログラムに生かしたい」と語った。

 G250の翼はスピリットが今年ガルフストリーム計画で受注した2番目の製品である。同社は3月に新型ガルフストリームG650全機の翼の設計、製造を受注している。

 スピリットのジェフ・ターナー社長兼最高経営責任者(CEO)は「G250作業パッケージはビジネスジェット機市場でのスピリットの役割を強化し、事業基盤を多様化する当社の方針の新たな一歩である」と語った。

 スピリットは過去21カ月間、G250翼のコンセプトと設計に取り組むチームを配置してきた。最初の試験部品は今年中に納入される。G250の初飛行は2009年下半期に予定されており、顧客への引き渡しは2011年の予定である。

 G250は高速巡航と離陸性能の向上のために最適化された全く新しい最先端遷音速翼型設計を特徴としている。G250は最大積載重量で5000フィート(1・524キロメートル)の滑走路から離陸できる。G250はクラス最速の速度で最大のキャビンと最長の飛行距離を提供する。G250はマッハ0・80の速さで3400海里(6297キロメートル)を飛行でき、最大巡航速度はマッハ0・85。G250は初期巡航高度4万1000フィート(12・5キロメートル)で、航空交通の過密状態と悪天候を回避できる最大高度4万5000フィート(13・72キロメートル)まで上昇できる。

 ▽スピリット・エアロシステムズについて
 スピリット・エアロシステムズは米カンザス州ウィチタに本社を置く世界最大手の商用航空機アセンブリーと部品の独立系サプライヤー。同社はカンザス工場のほかオクラホマ州のタルサとマカレスター、スコットランドのプレストウィック、英国セームルズベリーで操業しており、米ノースカロライナ州とマレーシアで新製造設備の建設を進めている。米国での中核製品には機体、パイロン、ナセル(エンジン室)、翼部品が含まれる。また、同社は北米、欧州、アジアで予備部品、整備・修理・点検、フリートサポートサービスを含め、アフターマーケット・カスタマーサポートサービスを提供している。スピリット・ユーロップはエアバスを含む多くの顧客向けに翼部品を生産している。

 ウェブサイトはhttp://www.spiritaero.com。


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