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英ハンソン社を買収、受託サービスのチューブ・シティーIMS

 【ピッツバーグ(米ペンシルベニア州)6日PRN=共同JBN】世界の製鉄・鋳造所向けサービスプロバイダーの米チューブ・シティーIMS社は6日、英国のハンソン・リソース・マネジメント社とその子会社ハンソン・サポートサービシズ社(以下ハンソン)を買収したと発表した。

 ハンソンは英スカンソープに本社があり、英国全土で営業している。ハンソンは1960年代初めに創設以来、世界クラスの鉄鋼メーカーに対して600人以上の専業熟練労働力を通じて広範な分野の低コスト、高価値サービスとソリューションの提供に主として注力して、多様な業界クライアント基盤への戦略的パートナーとしての現在の地位に発展した。

 チューブ・シティーIMSのI・ミハエル・コスロフ会長兼最高経営責任者(CEO)は「われわれは当社ファミリーとしてハンソンとその優秀な経営チームを加えて喜んでいる。今回の買収は広がりつつある当社の世界的足がかりを大いに強化し、英国と欧州連合(EU)全体の市場に広範かつ奥深くリソースとタレントを提供することになる」と語った。

 同社の金属回収・スラッグ処理・材料処理・スカーフィング・グループのレイモンド・カロウシュ社長兼最高執行責任者(COO)は「この素晴らしい買収によってわれわれは、有効な相乗効果とベルギー、フランス、セルビア、スロバキアにおける当社拠点を通じて、幅広い製鉄所向けサービス拡大の機会が得られる」と語った。

 チューブ・シティーIMSは総合製鉄所・ミニ圧延施設・鋳造所に対する原材料調達、スクラップ管理、原材料最適化、スラッグ処理、金属回収、表面処理を含む委託サービスの有力プロバイダーである。同社は米ペンシルベニア社州グラスポートにあり、米国、カナダ、メキシコ、カリブ諸国、南米、アジアなどに72のプラントを運営している。


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