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rC3-1の有用性示す、インコードのPNH治療薬候補

 【サンフランシスコ23日PRN=共同JBN】新興のバイオ医薬品会社インコード・バイオファーマスーティクス(InCode BioPharmaceutics, Inc.)は23日、希少疾患の慢性血液障害である発作性夜間血色素尿症(PNH)治療用の同社の医薬品候補rC3-1の有用性を示す臨床前試験結果を発表した。完全な試験結果は2008年9月28日にスイスのバーゼルで開かれる第22回国際補体ワークショップで報告される。

 PNH患者が現在利用できる唯一の治療薬はアレクシオン・ファーマスーティカルズ社が販売している抗C5抗体のソリリス(Soliris商標;一般名エクリズマブ)である。

 rC3-1は補体カスケードのハブであるC3の酵素による部分的減少を促進する。補体タンパク質C3は、PNH患者の細胞損傷を調停する補体タンパク質C5の支配的な調整役である。C3の減少はPNH細胞の破壊を減少させることが示されている。

 PNHは衰弱性で生命を脅かす希少疾患である。PNHは後天性の遺伝子によって生じる血液障害で、患者の赤血球が人体の免疫システムの一部である補体によって破壊される。PNH患者には、免疫補体が調停する破壊の対象になりやすい赤血球(PNH細胞)の小集団がある。この研究では、患者のPNH細胞はrC3-1で処理された血清中では処理しなかった血清に比べ影響を受けなかった。

 インコードのビル・セントジョンCEOは「rC3-1は既存の治療法に比べていくつかの利点を持つ新しい代替治療法として有望なようだ。rC3-1のユニークな作用は、患者にはより便利な自己管理服薬の可能性、医師にはよりコスト効率のよい柔軟性のある治療オプションを提供する」とコメントしている。

 インコードはrC3-1をテストするPNH臨床試験を計画している。これらの臨床試験は黄斑変性、ぜん息などの自己免疫疾患、炎症性疾患への処方に対応するその後の一連の臨床試験に基礎を提供することになる。

 インコード・バイオファーマスーティクスは新興のバイテクノロジー会社で、補体タンパク質C3の制御された減少用に新しいクラスの組み換えタンパク質を開発している。C3減少の治療法としての可能性は黄斑変性、ぜん息、リウマチ性関節炎、自己免疫、炎症性疾患で示されている。C3減少は手術、移植、抗がん治療の補助療法としても役立つことを示している。インコードはコンセプト試験の証拠に集中した漸進的な臨床開発計画を進めている。


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