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日産自ゴーン氏が基調演説、ロサンゼルス・オートショー開幕で

ロサンゼルス・オートショー
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 【ロサンゼルス23日PRN=共同JBN】日産自動車とフランスの自動車会社ルノー(Renault S.A.)の社長兼最高経営責任者(CEO)を務めるカルロス・ゴーン氏は、今年11月19日午前に開幕するロサンゼルス・オートショーで米メディア団体モータープレスギルド(MPG)主催の朝食会で基調演説をする。MPG朝食会とゴーン氏の演説はすべての有資格のプレスデー出席者に開放されている。プレゼンテーションの一部として質疑応答のセッションが用意されている。

 ゴーン氏は1999年6月に最高業務執行責任者(COO)として日産自動車に参加、その後2000年6月に社長に就任、2001年6月にCEOに任命された。2005年5月、ゴーン氏は現在の日産自の職務に加えてルノーの社長兼CEOに任命された。ルノー・日産連合の代表として、ゴーン氏は両社合わせると世界での年間車両販売台数が616万台、2007年の世界市場シェアは9・1%に達する2つの別々の企業を担当している。

 MPG基調演説委員会の委員長で米国の権威ある自動車専門誌モータートレンドのマット・ストーン編集主幹は「ゴーン氏はわれわれの業界で最も重要で影響力がある企業幹部だ。われわれは同氏がロサンゼルス・オートショー開幕のためロスに来ることを喜んでいる。私は同氏が多くの語るべきことを持っていると理解している。同氏がその過程であまりニュースに取り上げられなくても驚くことはない」と語った。
 日産に入社する以前、ゴーン氏は1996年12月以来ルノーグループの取締役副社長を務めた。同氏はメルコスール(南米南部共同市場)でのルノーの活動を統括するほか、先端的研究、カーエンジニアリングと開発、自動車製造、パワートレーン業務、購買業務を担当した。

 2008年ロサンゼルス・オートショーは3年連続で秋に開催される。プレスデーは11月19-20日、一般公開は11月21-30日に予定されている。昨年の秋季開催では世界デビューと北米デビューの車の数が記録的な数になり、世界各地から集まったメディア関係者の参加とニュース取材も記録的なものとなった。
 MPG朝食会がロサンゼルス・オートショー・プレスデーに開催されるのは今年が10年目になる。MPGは全米の約800人の自動車関係ジャーナリストと広報担当専門家で構成され、米国最大の自動車関係報道機関である。


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