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トヨタ自動車が北米生産体制見直し、ミシシッピ工場でプリウス生産

 トヨタ自動車は10日、北米市場における生産体制を見直すことを発表した。米ミシシッピ州で建設中の工場(TMMMS)について、2010年後半にハイランダーからプリウスの生産に切り替えるほか、インディアナ州の工場(TMMI)で09年秋からハイランダーの生産を開始。同工場で生産中のタンドラの生産を09年春にテキサス州の工場(TMMTX)で集約する。

 プリウスの米ミシシッピ州TMMMS工場への投入により、北米でのハイブリッド車生産はケンタッキー州TMMK工場でのカムリハイブリッドに続いて2車種目となる。トヨタ自動車は北米市場におけるハイブリッド車の需要が高くなると見込んでおり、現地生産化することで北米生産体制の安定化を目指していく。

 なおハイランダーのインディアナ州TMMI工場への投入および、タンドラのテキサス州TMMTX工場への集約は両工場の生産効率を高め、稼動安定化を図るものとしている。


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