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稲上大三氏=マスター工業(株)

稲上大三氏=マスター工業(株)に関する情報
稲上大三氏(いながみ・だいぞう=昭和43年12月22日生)。平成18年入会。平成9年入社。20年副社長に就任。会社は昭和35年創業。現住所は大阪府東大阪市七軒家3-7。

 稲上社長が個人事業「稲上商店」として創業。当時はねじ関わる多種多様な製品の販売を行っていたが会社設立を機に、タッピンねじ、小ねじの専業メーカーに転身。国内経済活性化の特需も受けて事業を磐石のものとし、市場ニーズの多様化に伴い昭和50年には製品品質の更なる向上にローラー選別機を導入。また同年にパーツフォーマーを導入して特殊製品の製造も開始した。提供するアイテムの拡充と新たな生産領域の構築を目指し60年には住友スリーエムの接着加工技術を採用してゆるみ止め加工のスコッチグリップ工場を開設。平成3年には月産300トンの生産拠点を三重県上野市(現伊賀市)に設置し製品の安定供給化を図った。現在は、現況の市場ニーズに合わせ、自社工場内での特殊製品の加工や、高品質、小ロット短納期体制を維持向上し社会に貢献している。

 稲上氏は、機械加工メーカーでの勤務を経て入社。前職では生産部門に所属し主にNC旋盤などの生産管理を担当していた。入社後も製造現場に携わり、前職で培ったノウハウやスキルを活かして、自社能力の向上に寄与。副社長に至る間、営業職も経験し顧客目線に立ったものの考え・製品づくりを製造現場に反映させ、更なる品質の高度化にも努めた。現在は、製造現場に携わると共に経営側として全体の業務の進捗や運営状況も把握。生産における“見える化”の推進に、コンピューター生産管理のシステム化に向けたプロジェクトの指揮を執り、工程の可視化などの実現化に向けた展開を図っている。

更新日:2010.03.08 Monday

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K-2

 K-2(ケイ・ツー)は、関西圏のねじ製造5団体の統合合併・参画によって発足した関西ねじ協同組合の設立に伴い、それぞれの二世会として活動する水扇会とOJCが発展的な運営を目指し、平成16年に新たに設立された。メンバーは、ねじ製造業をはじめ関連する加工処理や副資材など幅広い業種から構成。各企業を承継する経営者層の育成の場として様々な事業活動を展開。業界の次代を担う人材創出への期待が寄せられている。現在の会員数は53社54名。(紙面掲載日:2010年2月17・27日号)

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