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ねじ業界・二世会

K-2

田中祥敦氏=(株)日滉精螺製作所

田中祥敦氏=(株)日滉精螺製作所に関する情報
田中祥敦氏(たなか・よしのぶ=昭和49年9月21日生)。平成16年入会。平成13年入社。18年常務取締役に就任。会社は昭和40年創業。現住所は奈良県天理市西長柄町492-1。

 同社は、小ねじの専業メーカーとして創業。比較的早い時期(昭和45年)に座金組み込みねじの製造(加工)を行い、47年には新たな成長が見込めるタッピンねじの生産をスタート。以来、小ねじ・タッピンねじをベースとした座金組み込み分野で、他社との差別化を図った生産供給システムにより、現在の経営基盤を確立した。同社が製造する5割が特殊冷間圧造加工品であり、頭形状や段付、異形状、特殊ワッシャー、タッピンねじの組み込み、クロムニッケルによる表面処理、頭部に刻印を施すなど、多彩なアイテムがみられる。また10社からなる協力工場ネットワーク(日滉会)により各工場の特有技術を活用した高度な製品にも対応している。同社では、常に設備の増強及び自社の技術力向上にも取り組んでおり、受託製造品(OEM)と、ユーザー仕様の特殊加工製品の更なる高レベル化を追及している。

 田中氏は入社以前、業界大手のねじ商社で、仕入れ等の業務を担当し、ねじにおける基礎知識を身に付けた。同社入社後は、製造部門で研修を行った後に係長として営業部門を担当。同社製品の販売に力を注いだほか、取引先企業との強固な信頼関係の構築に尽力した。現在は常務取締役として営業を主軸に会社全体を把握するほか「不良品を出さないメーカー」を目標に掲げ、製造部門も含めた情報・意識の共有化を図り、企業力の更なる向上を目指している。

更新日:2010.03.04 Thursday

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K-2

 K-2(ケイ・ツー)は、関西圏のねじ製造5団体の統合合併・参画によって発足した関西ねじ協同組合の設立に伴い、それぞれの二世会として活動する水扇会とOJCが発展的な運営を目指し、平成16年に新たに設立された。メンバーは、ねじ製造業をはじめ関連する加工処理や副資材など幅広い業種から構成。各企業を承継する経営者層の育成の場として様々な事業活動を展開。業界の次代を担う人材創出への期待が寄せられている。現在の会員数は53社54名。(紙面掲載日:2010年2月17・27日号)

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