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豊田裕司氏=(株)巴製作所

豊田裕司氏=(株)巴製作所に関する情報
豊田裕司氏(とよだ・ゆうじ=昭和44年1月31日生)。平成16年入会。平成9年入社。12年専務取締役に就任。17年代表取締役に就任=3代目社長。会社は昭和23年創業。現住所は兵庫県尼崎市鶴町7-13。

 同社は、ガス・水道プラント・鉄道向け継手・締結部品のメーカー。創業当初より大阪ガス・大手メーカー向けにプラント用ボルト・ナットの供給を行う。昭和42年には日本水道協会の指定検査の工場に認証登録を受け、製造設備の拡充と生産技術の高度化を進め、以来、高性能が求められる産業設備の継手用途を支え、ユーザー仕様の高強度ボルト等の設計・開発製造を行っている。取引先の約70%がエンドユーザーであり、創業来蓄積された高度な技術・ノウハウは、医療・製薬分野向け精密ねじ、土木・建設分野の継手・ねじの開発など幅広い分野に有効活用されている。

 豊田氏は、建設会社への勤務を経て同社に入社。前職では土木現場の施工管理を担当していた。入社後は開発・営業の両部門に携わり、顧客からの生の声(ニーズ)を製品開発に反映させ、同社製品力・対応力の底上げに寄与した。社長就任後は社員一人ひとりの声に耳を傾けたい、製造現場の状況を把握したいとの目的から、本社と工場の機能を一拠点に集約。これまでは製造部門であった波除工場をナノテク・カラムの研究開発拠点に特化させ、様々な取り組みで各部署の機能強化と効率化による生産性の向上を図る。震災で感じた締結部品の社会的使命を出発点とし、現在も継手・締結部品の新技術の探求と、分析分野など今後ニーズが高まる新産業の研究開発に力を入れている。

更新日:2010.03.03 Wednesday

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K-2

 K-2(ケイ・ツー)は、関西圏のねじ製造5団体の統合合併・参画によって発足した関西ねじ協同組合の設立に伴い、それぞれの二世会として活動する水扇会とOJCが発展的な運営を目指し、平成16年に新たに設立された。メンバーは、ねじ製造業をはじめ関連する加工処理や副資材など幅広い業種から構成。各企業を承継する経営者層の育成の場として様々な事業活動を展開。業界の次代を担う人材創出への期待が寄せられている。現在の会員数は53社54名。(紙面掲載日:2010年2月17・27日号)

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