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山下貴嗣氏=太陽精工(株)

山下貴嗣氏=太陽精工(株)に関する情報
山下貴嗣氏(やました・たかし=昭和40年11月7日生)。平成16年入会。平成6年入社。社長室長を経て13年代表取締役社長に就任=2代目社長。会社は昭和34年創業。現住所は京都府京都市南区吉祥院蒔絵町21。

 同社は、主に自動車・自転車向けにユーザー仕様の製品を開発・製造する。創業当初は小ねじ等の規格品を主としていたが、多様化するニーズに対応するため特殊品へのシフトを徐々に行い、平成16年に完全転換した。直需ユーザーとの取引は昭和40年頃から始まり、以来、ユーザーからのハイレベルな要求に応え技術化・製品化し、ノウハウを蓄積。現在はこれらの取り組みが高く評価され、同社が生産する過半数が直需ユーザー向けとなっている。また、取引ユーザーの生産拠点海外シフトに合わせ中国に進出。ユーザーのバックアップ拠点として製品の安定供給に務めている。

 山下氏は大学での理系知識を活かして総合商社に勤務し、化学洗剤の材料調達を手掛ける営業部門として貿易を担当。同社入社後は、事業継承から社長室室長として業務全般に携わった。社長に就任後は、国内経済低迷に伴う事業環境の変化に対応するため、これまで培った経験・知識・スキル等を活かし事業改革を推進。国内工場の技術力向上に務めると共に、中国に独自資本の工場を開設するなどグローバルな視野で事業モデルを構築し、競争力強化と経営基盤の安定化を図った。日本型経営と合理化を組み合わせ、技術の伝承と海外への適合も含めた長期的なビジョンを掲げる共に、自社ブランドの更なる強化を目指し、チャレンジ精神のもと技術革新・開発に挑み続けている。

更新日:2010.03.03 Wednesday

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K-2

 K-2(ケイ・ツー)は、関西圏のねじ製造5団体の統合合併・参画によって発足した関西ねじ協同組合の設立に伴い、それぞれの二世会として活動する水扇会とOJCが発展的な運営を目指し、平成16年に新たに設立された。メンバーは、ねじ製造業をはじめ関連する加工処理や副資材など幅広い業種から構成。各企業を承継する経営者層の育成の場として様々な事業活動を展開。業界の次代を担う人材創出への期待が寄せられている。現在の会員数は53社54名。(紙面掲載日:2010年2月17・27日号)

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