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西居慎一郎氏=(株)信光ステンレス

西居慎一郎氏=(株)信光ステンレスに関する情報
西居慎一郎氏(にしい・しんいちろう=昭和44年2月25日生)。平成16年入会。平成15年入社。取締役、常務取締役、専務取締役を経て21年代表取締役専務に就任。会社は昭和54年創業。現住所は大阪府東大阪市長田3-5-15。

 同社は、ステンレス鋼線の専門卸商社。創業当時(日商岩井グループに参画)から同鋼材を取り扱い、業界の発展とともに成長した。納入先の5割がファスナー向けだが、平成6年にはダイヤモンドダイスのフランス最大手・バロフェの日本総合代理店になる。また、9年には自動車用エアーバックステンレスフィルターを開発し北米向けに輸出するなど、多角的な業務展開も行っている。同社では製品の安定供給と素早い対応を理念に掲げ、在庫量の拡大とデリバリーの効率化を目指し、昨年12月に新物流センターを建設した。約1000トン相当の980パレットを収容能力を有するほか、ハイテクシステムの採用によって少人数体制による高品質な管理を構築している。

 西居氏は、大手鉄鋼メーカーの管材部門(東京本社・東北支社)に12年間勤務。東北支社では企画・計画・営業などを多岐にわたる業務を主体的に取り組み、営業並びに経営感覚を磨いた。同社入社後は、取締役として全ての業務に携わり、業務実態の把握と改善を積極的に行った。これまで倉庫が分散し非効率だった業務の見直し提案を行い、物流センター開設プロジェクトを立ち上げ、企業価値の創出にも尽力した。常にユーザーの視点に立たった思考と取り組みは、社内外でも定評で厚い信頼を得ており、ねじ業界を主眼に置いた体制づくりを目指し「メーカーのための倉庫」として共存共栄を図る。

更新日:2010.03.03 Wednesday

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K-2

 K-2(ケイ・ツー)は、関西圏のねじ製造5団体の統合合併・参画によって発足した関西ねじ協同組合の設立に伴い、それぞれの二世会として活動する水扇会とOJCが発展的な運営を目指し、平成16年に新たに設立された。メンバーは、ねじ製造業をはじめ関連する加工処理や副資材など幅広い業種から構成。各企業を承継する経営者層の育成の場として様々な事業活動を展開。業界の次代を担う人材創出への期待が寄せられている。現在の会員数は53社54名。(紙面掲載日:2010年2月17・27日号)

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