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社説 波紋

東京2020 スポーツピクトグラム

 スポーツピクトグラム。各競技を正確に表現し、コミュニケーションツールとして大切な役割を担うものとし、簡単に言えばマーク、表示板や看板の類になるのでは。開催までに500日を切った東京2020オリンピックでは、全33競技50種類が製作されている。

 これは、1964年の東京オリンピックから正式導入されたもので、開催期間だけではなく、後年にわたって人々の記憶の中に印象付ける目的もあるようだ。前大会で生まれたスポーツピクトグラムの考え方の継承に加え、さらに発展をさせ、躍動するアスリートの動きが魅力的に引き出すデザインが採用されたようで、既に見た方はどのように感じたのであろう。

 各企業においても、ロゴマーク、ブランドマークなどの多彩なものが設けられ、CI・コーポレートアイデンティティの導入をはじめ、昨今では周年記念の節目などに新たなデザインへの刷新が見られる。先ずは、社内で完全に理解・浸透させるかが啓蒙活動の始まりとも。

[2019年4月7日付け本紙2468号掲載分]


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