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社説 波紋

いよいよ来年は新元号

 来年5月に新たな元号が始まる。いままでの経緯から、どのような文字が組み合わせられ、その意味は何なのか。気は早いが、年が明けてからの楽しみにしている人も居る。

 この元号だが、これまでに200以上が使われてきた。なかでも1番長く続いたのが昭和の64年間。つぎに明治、応永、そして現在の平成となっている。予測ではあるのだが来年5月を迎え、三つの元号の時代を生きている人口割合が一番多いなんてことも有り得る。

 身近なものでは、ねじ用生産機械においても昭和、平成、新元号でも稼働中が存在すると思われる。機械遺産登録増加の可能性も。

 しかし、これが人と人になると、ジェネレーションギャップによる考え方の違い等の懸念に。人材不足の環境にあって企業は、頭の痛い問題になりかねない。

 新たな元号を迎える前に、平成の「国の内外、天地とも平和が達成される」の国を企業に置き換え、これまでの活動を振り返るのも来たる時期への1つの備えになるのでは。

[2018年6月17日付け本紙2439号掲載分]


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