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社説 波紋

東京オリンピック・パラリンピック2020のマスコットは・・・

 東京オリンピック・パラリンピック2020の顔となる大会マスコットの最終候補案にとして、2042点の応募から絞られた3作品6体が発表された。

 今後は、全国の小学校など約2万1千校の学級(クラス)単位が対象となり、事前登録によって投票の権利を得て3作品の中から選ぶことになる。

 マスコットは、それぞれの意味を持ち、その姿と云うべきかシルエットに造り込まれている。少し気になるのは、候補案の一つに一世を風靡、現在も底堅く人気のある〇〇ウォッチの登場キャラクターに似ているものが…

 きっと思い込みであろう。他人の空似。何となくの記憶により、同じように見えてしまうこともあると云う。ただ、究極を求めていくと同じようなもの、似通うとも聞く。

 緩み止め、作業性等の機能を備えたねじ製品も、企業、研究者・開発者の思いとは異なり、類似品との見方がされる例もある。

 オリジナル性は価値を生み、その有する特徴は評価を受け、過当な価格競争に巻き込まれないことが製品化の一つの望みである。


{2017年12月17日付け本紙2421号掲載分]


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